自己血糖測定機の基本性能の検討（JJ社次期販売予定機）（承認番号1988）

東京大学大学院医学系研究科・医学部倫理委員会において承認を受けた研究

研究課題名
自己血糖測定機の基本性能の検討（JJ社次期販売予定機）
承認番号，承認日
平成20年3月10日（承認番号1988）
内容
　　糖尿病の治療は，血糖のコントロールが基本で，糖尿病特有の慢性合併症の発症や進展を阻止することが大切である．血糖を適正にコントロールするには，血糖の動きをモニターし確認する必要がある．特に，血糖の推移を観察し，食事や薬物治療に反映させることが最も重要で，患者さま自身の自己管理による治療参加がコントロールの成否に不可欠と考えられている．
　　日常の生活のなかで患者さま自身による血糖確認を可能としたのが，自己血糖測定(SMBG) 器である．最近では機器の改良がめざましく，検体の微量化，測定時間の短縮，測定精度の向上などを目指し進化しつづけている．また，高齢者など患者のニーズに応じたきめ細かい対応が可能で利便性に優れた機器が登場しつつある．
　　我々は，自己血糖測定機の基本性能の検討をおこなっている．