平成30年度日本生化学会九州支部例会シンポジウム・特別講演のご案内

シンポジウム

「モデル生物を活用した生命科学:光生物学から糖鎖・脂質生物学まで」

 現在、モデル生物として用いられている生物には長い研究の歴史と知見の蓄積があります。一方、ゲノム解析、ゲノム編集技術の長足の進歩に伴い、非モデル生物や実用生物を用いた生命科学研究にもスポットライトがあたり始めました。今回のシンポジウムでは、シロイヌナズナ、線虫、ショウジョウバエ、ゼブラフィッシュなどのモデル生物を用いて、光生物学や糖鎖・脂質生物学の最先端の課題にチャレンジしている我が国のトップランラーにそれぞれのモデル生物の利点、限界も含めて最新の研究成果を紹介して頂きます。本シンポジウムがモデル生物を活用した生命科学のcutting edgeを示すとともに、非モデル生物や実用生物を用いる生命科学の新しい展開にもヒントを与えることを期待します。

オーガナイザー:伊東 信 (九州大学)
日時:平成30年6月30日(土)13:00~15:50
場所:九州大学医学部百年講堂 大ホール
参加費:無料(申し込み不要)

 松下智直(九州大学)
  「シロイヌナズナを用いた真核生物における新規遺伝子発現制御機構の解明」

 後藤 聡(立教大学)
  「ショウジョウバエを用いたオルガネラゾーン研究」

 野村一也(九州大学)
  「線虫C. elegansによるヒト糖鎖関連疾患モデルの構築」

 青木淳賢(東北大学)
  「ゼブラフィッシュを用いるリゾリン脂質の血管形成制御機構の解析」

   

特別講演

「エピジェネティクスと細胞記憶と疾患」

  佐々木裕之(九州大学)      

座長:住本英樹 (九州大学)
日時:平成30年6月30日(土)16:00~17:00
場所:九州大学医学部百年講堂 大ホール
参加費:無料(申し込み不要)

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