会長挨拶
この度「第43回日本消化器内視鏡学会近畿セミナー」会長を拝命しました関西医科大学香里病院の髙岡亮と申します。
伝統ある本セミナーの当番会長を務めさせていただきますことは大変光栄であり、内藤裕二支部長をはじめ関係各位に心より感謝申し上げます。
今回のセミナーは「質の高い内視鏡診療」というテーマにさせていただきました。
消化器内視鏡には基本的な手技から高度な治療手技まで多岐にわたりますが、そのすべてにおいて常に診療技術の質が求められます。
診断から治療まで、質の高い内視鏡診療を提供することは社会情勢からも消化器内視鏡医にとって広く求められているところでもあります。
本セミナーでは食道、胃、小腸、大腸の消化管と、胆膵領域の内視鏡診断および治療手技に関して各領域で多くの経験を積まれているエキスパート・スペシャリストの先生方に講演,司会をお願いしております。さらに今後の内視鏡診療に革命的とも言える変革をもたらすAIについても講演をお願いしました。
消化器内視鏡学会専門医として必要な最新の知識を吸収していただくとともに明日からの内視鏡診療技術の向上に役立つ近畿セミナーになると確信しております。
本セミナーは内視鏡学会の方針に則りweb開催となっております。昨今社会情勢の中Web開催は日々のお忙しい中でも受講しやすいというメリットがあります。
第43回日本消化器内視鏡学会近畿セミナー
会長 髙岡 亮
(関西医科大学香里病院 内科)