第181回日本胸部外科学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第181回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 会長
自治医科大学とちぎ子ども医療センター・
成人先天性心疾患センター
小児・先天性心臓血管外科
河田 政明

関東甲信越地方会会長ご挨拶

 この度、2019年11月9日に第181回日本胸部外科学会関東甲信越地方会を東京麹町、都市センターホテルにて開催させていただくことになりました。ご推薦いただきました諸先生方に厚くお礼申し上げます。
 本地方会は50年以上の歴史と伝統のある学会で、心臓血管・呼吸器・食道外科疾患の三分野にかかわる症例報告を討論する貴重な場であります。学会総会とは異なり、診断や治療に苦慮した症例、希な疾患や病態、新しい手術手技・治療法の開発等を個々の症例ごとに(若手の先生方や医学生の方々を中心に)発表していただき、明日の日常診療に役立てられるような重要な学術集会になるよう努めたいと思います。先生方には是非とも多数の演題をご応募頂き、当日もご参加頂きますよう若手の先生方、医学生諸君にもお声掛け、ご指導のほどお願い申し上げます。 専門分化の著しい胸部外科領域ですが、本地方会を通じて日頃接することの少ない領域の情報や現状を知っていただきたいと思います。
 また一般演題・学生発表・研修医発表のほかにランチョンセミナー・アフタヌーンティーセミナーを行う予定ですので、すべての参加される方々に役立つ知識を得るための機会となれば幸いです。学生発表・研修医発表では優秀演題の表彰も行いたいと考えております。
 若手の育成・教育は学会全体の大きな課題でもあり、本会はこれまで重要な役割を担ってきました。多くの先生方がこの学会を通じて学び、独り立ちへの道を進んで来られたと思います。症例の内容だけでなく、発表や討論のマナーなど練達の先生方のお力添えが不可欠な1日となります。今回の学術集会が「学ぶ、教える、伝える」大切な場となるよう努力致したいと思います。 多数の皆様方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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