第179回日本胸部外科学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第179回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 会長
聖マリアンナ医科大学 心臓血管外科
宮入  剛

関東甲信越地方会会長ご挨拶

 この度、2019年3月2日に第179回日本胸部外科学会関東甲信越地方会を京王プラザホテルにて開催いたします。聖マリアンナ医科大学心臓血管外科としては、2005年に第136回の本会を幕内晴朗先生が開催されて以来となります。歴史と伝統ある本会を主催させて頂くことは大変名誉なことであり、教室員一同、力を合わせて実り多き会にしたいと思います。
 胸部外科学会の関東甲信越地方会は、心臓血管・呼吸器・食道疾患の三分野の症例報告を中心とした学会です。臨床能力を向上させるための症例報告の重要性は論を俟たず、一例一例の患者さんを注意深く観察することは臨床の原点であります。また発表であれ、論文であれ、他施設からの症例報告は、臨床実地の大きな助けになります。本会はこのような貴重な症例報告の宝庫であり、明日の臨床にも直結する極めて重要な会であります。先生方におかれましては、是非とも多数の演題をご応募下さいますようお願い申し上げます。
 さらに本会は、多くの若手医師にとって、経験した症例を客観的に検証してはじめて公に発表する機会となる会であります。また、今回も医学生のセッションを設けて、優秀演題発表者を表彰する予定です。このように本会の大事な目的は若手の教育であり、一人でも多くの医学生や研修医に胸部外科に興味を持って貰うことであります。諸先生方には、ぜひとも活発なディスカッションで盛り上げていただきたく、若手医師や学生のみなさんを鼓舞していただきたいと思います。
 また当日は若手心臓外科医の会の主催によるOJTが近隣の会場で行われる予定になっております。こちらも奮ってご参加下さい。
 今回も一般演題、学生発表のほかに、ブランチセミナー、ランチョンセミナー、アフタヌーンセミナーを設けました。多数の先生方からの演題登録と、ご参加を心よりお願い申し上げます。

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