第177回日本胸部外科学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第177回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 会長
東邦大学医学部外科学講座 心臓血管外科学分野
渡邉 善則

関東甲信越地方会会長ご挨拶

 この度、伝統ある日本胸部外科学会関東甲信越地方会の第177回会長にご指名頂き、身の引き締まる思いです。会員の皆様が活発に意見交換できる場となるよう、医局員と共に鋭意準備を進めています。
 会場は、発展著しい京急蒲田駅に隣接した大田区産業プラザPIOで開催させて頂きます。東邦大学と医療センター大森病院のある大田区は、東京都の南端にあり都心からやや離れてはいますが、72万3千人が居住し、羽田空港に近接しているため、東京オリンピックを目前に急速に開発が進んでいます。進境著しい街並みも楽しんでください。
 超高齢化社会が現実となり、外科治療が対象となる症例は、基礎疾患や併存疾患を有するハイリスクの高齢者が増加しています。そのため、胸部外科領域においても近年低侵襲手術が積極的に導入され、補助手段として内視鏡を用いた手技も急速に普及しています。本会は、心臓血管・呼吸器・食道疾患の3分野の外科医が一堂に会する貴重な場で、それぞれが独自に技術を高めていますが、領域を越えて交流し、互いの技術を学ぶことで更なる発展が期待されます。また、地方会は症例報告が中心で、学生や若手医師が参加しやすく、自施設だけでは経験できない貴重な症例を学ぶことができるため、日常診療に直接フィードバックできる有意義な学会にしたいと考えています。
 多数の先生方からの演題登録と、ご参加を心よりお願い申し上げます。

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