第174回日本胸部外科学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第174回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 会長
新潟大学大学院医歯学総合研究科 呼吸循環外科学分野
土田 正則

関東甲信越地方会会長挨拶

 6月3日に、新潟市の朱鷺メッセを会場としまして、第174回日本胸部外科学会関東甲信越地方会を開催させていただきます。第138回の本会を新潟で開催してから11年ぶりになります。大変名誉なことと存じており、心より感謝申し上げます。
 本地方会は、心臓血管外科、呼吸器外科、食道外科の診療・研究に従事する外科医が一同に会し、主に臨床研究について発表して頂く研究会です。稀な症例、新しい手技や手術の工夫、治療に難渋した症例など、日頃の臨床経験を共有し議論できる会でもあります。そして、近年では胸部外科医を目指す学生を増やそうという意味を込めて、学生発表にも力を入れているところです。さらに、若手外科医発表の場としても機能しています。
 今回も一般演題、学生発表のほかに、ランチョンセミナー、アフタヌーンセミナーを設けました。当科は成人心臓血管外科、小児心臓外科、呼吸器外科の3領域の診療を担当しておりますので、セミナーでは各領域のスペシャリストの先生に講演をお願いしております。研究会の歴史と伝統を継承しつつ、胸部外科の発展と次世代の外科医育成のために、本地方会が少しでも寄与できる事を願っております。
 関東甲信地方の先生方にとりましては、新潟までお越しいただきご負担をおかけしますが、新潟はこの時期新緑のさわやかな過ごしやすい季節です。地方ならではの地元食材、お酒も楽しんでいただけると思います。学会とともに、その魅力も楽しんで頂ければ幸いです。参加いただいた皆様に満足いただける地方会となりますよう努めてまいりますので多数の先生方からの演題登録と、ご参加を心からお願い申し上げます。

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