第172回日本胸部外科学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第172回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 会長
東京大学大学院医学系研究科外科学専攻 呼吸器外科学
中島  淳

関東甲信越地方会会長挨拶

 この度、2016年11月5日に第172回日本胸部外科学会関東甲信越地方会をステーションコンファレンス東京にて開催いたします。本地方会は1965年に第1回が開かれた歴史と伝統のある学会であり、心臓血管・呼吸器・食道疾患の三分野にかかわる症例報告を中心とした臨床研究が主体となります。定期学術集会とは異なり、診断に苦慮した症例、希な疾患や病態、新しい手術手技・治療法の開発等、日常の診療において必要な知識を得るとともに、クリニカルクェスチョンの解決へのきっかけを得るために有用な学術集会であると思います。先生方には是非とも多数の演題をご応募下さいますようお願い申し上げます。
 本会は特に胸部外科分野の専門医を目指す若手医師や研修医に学会発表の修練を積んでいただく場でもあります。また、医学生の発表のセッションを設け、優秀演題発表者を表彰いたします。将来の医療・医学を担う方々にこの三分野への積極的なご参加・発表をお願いするとともに、各施設で指導的立場にある先生方による、発表の場での活発な議論・ご指導をお願い申し上げたく存じます。医学生は参加費無料といたします。
 一般演題のほかには、ランチョンセミナー・アフタヌーンティーセミナーを分野別に設けますが、日頃の診療におけるup to dateな知識を得るための勉強の機会となれば幸いと存じます。
 遠方からでもご参加されやすいよう、JR東京駅に隣接した施設を会場とさせていただきました。教室員一同、多数の先生方のご参加を心よりお待ちいたしております。

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