第166回日本胸部外科学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第166回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 会長
群馬大学大学院 病態総合外科学
桑野 博行

関東甲信越地方会会長挨拶

 このたび平成26年11月8日に第166回日本胸部外科学会関東甲信越地方会を開催させて頂くことになりました。
 歴史と伝統ある本会をお世話させて頂くことは、大変光栄なことと感じております。また、食道を専門とする外科医が本地方会の会長を拝命致しますのは、165回も続いた長い歴史の中で初めてのことであり、大変責任を感じ身の引き締まる思いでございます。今後の地方会運営のあり方を考える重要な試金石にしたいと考えております。
 今回の特色として胸部外科領域のランチョンセミナーに加え、特別講演としてNCD(National Clinical Database)の今後の在り方に関して、東京大学 胃食道・乳腺内分泌外科の瀬戸泰之教授にご解説頂く予定です。NCDによるデータベース事業は領域を問わず幅広くますます重要度を増しておりますので、ご参加される会員の先生方に是非ご聴講頂きますようお願い申し上げます。また、今回も学生発表のセッションを設けますので、未来の(胸部)外科医を育成、確保するために指導医の先生方におかれましては、よろしくご指導頂き、積極的な演題登録をお願い申し上げます。
 本会の最も重要な趣旨の一つは、会員の先生方が経験された貴重な症例並びに研究成果を発表して頂くことによって、専門領域のみでなく心臓血管、呼吸器、食道の3分野の関係する知識を共有し、日常臨床の場に役立てることにあります。座長の先生方、ご発表頂く先生方、特に若手の皆様による活発な討論を願って止みません。
 会場は高崎駅構内と直結したホテルメトロポリタン高崎とさせて頂きました。関東甲信越地方の先生方におかれましては、上越または信越新幹線をご利用頂ければ、交通アクセスは非常に良好な会場ですので、皆様にとって有意義な会となりますよう、多くの先生方のご指導、ご参加をお待ちしております。

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