◆Portableをpower-up!◆
Portableを精一杯power-upして,何とか活用出来るようにしましょう.
【RAM】
最大搭載RAMは,non-backlitタイプで9MB(ただしSystem 6だと8MBしか認識しない),backlitタイプで8MBです.
オンボードメモリーは1MBなので,RAMスロット又はPDSスロットに拡張用RAMカードをさして増設します.
注意しないといけないのは,RAMスロット用カードはnon-backlitタイプ用とbacklitタイプ用で異なると云う点です.入手する際はこの点を気を付けて下さい.
また,PDSスロットにさすタイプのRAMカードはどちらでも使えます.
(このRAMについての詳細は,「Portableの最大搭載RAMは何MB?」の項を参照して下さい.)
Portableを快適に使うためには,最低4MBのRAMが欲しいところです.
【ハードディスク】
Portable用ハードディスク(純正品はConner社製40MB)は接続ケーブルが特殊なので,そのままでは他機種のハードディスクは流用出来ません.2.5インチSCSIハードディスクをPortable用に変換するコネクタが稀に販売されています(このケーブルを自作する方法はこちらを御覧下さい).また,「TS Factory」にはデスクトップ用3.5インチSCSIハードディスクを搭載するための変換ケーブルの自作方法が紹介されています.
これらの方法が取れない場合は,内蔵を諦めて外付けハードディスクを付けましょう.
【フロッピードライブ】
Portableは外付けフロッピードライブを繋ぐ事が出来ます(DuoやPowerBook 100用のは繋がりませんが).また,内蔵ハードディスクの代わりにもう1台フロッピードライブを内蔵(つまり計2台内蔵)する事も可能なのです.
【モデム】
純正内蔵モデムは2400bpsです.サードパーティーから28800bps内蔵モデム(正確にはPowerBook 1XXシリーズ用のモデムを内蔵するための変換アダプタ)が売られています.
現実的には,外付けモデムを使用するのがbestでしょうか….
【キーボード・トラックボール・テンキー】
普通,キーボードが左側,トラックボールが右側に配置されていますが,左利きの方は左右入れ替える事が出来ます.
もしPortable用テンキーユニットをお持ちでしたら,トラックボールと置換出来ます.
【OS】
Portableが使用可能なOSは漢字Talk6.0.4〜漢字Talk7.5.5です.
RAMが1MBしか無かったら,英語System6.0.8を入れて英文ワープロとしての使用が妥当でしょう.
RAMが2MBなら,漢字Talk6.0.7か,英語System7.0.1が適当でしょう.
RAMが4MB以上で,ハードディスクに余裕があれば,漢字Talk7.1か7.5の使用も考えられます.
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