DTIチュートリアル
● 2017年1月22日(日)
9:00~9:50 Linux1:脳画像解析のためのLinux入門
講義形式9:50~10:00 - 休 憩 - 10:00~12:00 DTI1:拡散テンソル像解析の実際(TBSS)
チュートリアル形式12:00~13:00 - 休 憩 - 13:00~15:30 DTI2:General linear model(GLM)と結果表示
チュートリアル形式15:30~15:40 - 休 憩 - 15:40~17:10 Linux2:脳画像解析のためのスクリプト作成入門
講義形式
● 内 容
●9:00~脳画像解析のためのLinux入門では、初級者を対象にUNIX/Linux環境で拡散テンソル像(DTI; diffusion tensor imaging)解析を行うときに知っておくべき基本的な操作について講義と実演を行います。講義形式のためPCは不要ですが、ご自身のPCを持ち込んで頂いて講義や実演に合わせて手元のPCを操作することができれば、より理解を深めることができます。
●10:00~拡散テンソル像解析の実際(TBSS)では、初級者を対象に、ご自身のPCを用いて、DTI解析(TBSS: tract based spatial statistics)を実際に体験して頂くとともに、probabilistic tractography を用いた解析手法の実演を行います。このコースを受講することでDTIを用いた最も基本的な群間比較を行えるようになることを目標としています。本講座を受講する方は、解析ソフト群の事前インストールが必要です。Windows、Macintosh両方に対応しています。
●13:00~General linear model(GLM)と結果表示では、初級者から中級者を対象に、ご自身のPCを用いて、群間比較、相関解析、共変数を考慮した解析のためのデザインマトリクスとデザインコントラストの作成を行います。このコースを受講することで群間比較だけでなく、相関解析や共変数を考慮した解析が行えるようになることを目標としています。本講座を受講する方は、解析ソフト群の事前インストールが必要です。Windows、Macintosh両方に対応しています。
●15:40~脳画像解析のためのスクリプト作成入門では、初級者から中級者を対象に、UNIX/Linux環境で脳画像解析を行うときに知っていると便利な操作や解析を効率化するスクリプト作成について講義と実演を行います。講義形式のためPCは不要ですが、ご自身のPCを持ち込んで頂いて講義や実演に合わせて手元のPCを操作することができれば、より理解を深めることができます。
● パソコンの持参について
チュートリアルでは受講者にPCを持参して頂き、実際にデータを操作しながら脳画像解析の手法を学んでいきます。PCのスペックについては、以下の推奨条件を参考にして下さい
Windowsユーザー
- Windows 7,8,10 64bit版
- メモリ:8GB以上
- ハードディスク:20GB以上の空き容量
- 2ボタン以上のUSBマウス(必須ではありませんが、持っていると便利です)
Macユーザー
- Mac OS X 10.8以降を 64bitモード で起動できるMac(参考リンク:『OS X:32ビットまたは64ビットカーネルで起動する』)
- メモリ:8GB以上
- ハードディスク:20GB以上の空き容量
- 2ボタン以上のUSBマウス(必須ではありませんが、持っていると便利です)
● 事前準備
チュートリアルへの参加者は、事前準備として関連するソフトのセットアップを済ませて受講して下さい。当日は、これらのセットアップが既に終わっていることを前提にチュートリアルを進めていきます。
チュートリアル参加者は、VirtualBoxおよびLin4NeuroがセットアップしてあるWindowsノートまたはMacintoshノートを持参して頂き、チュートリアルに参加することを推奨します。VirtualBoxとLin4Neuroのセットアップについては、12月25日頃までにこのサイトへ追加する予定です。
自前でlinux環境を用意可能な参加者は、ご自身のlinux環境を起動してチュートリアルに参加可能です。この場合、TBSSを含むFSL、dcm2niiを含むMRIcronがインストールされ、FSLやMRIcronにpathを通してあるlinux環境をご用意下さい。チュートリアルで使用するサンプルデータは12月25日頃までにこのサイトへ追加する予定です。
VirtualBoxおよびLin4Neuroをセットアップすることなく自前でMacintoshで解析環境を用意可能な参加者は、ご自身のMacintoshでチュートリアルに参加可能です。この場合は、TBSSを含むFSL、dcm2niiを含むMRIcronをインストールし、FSLやMRIcronにpathを通してあるMacintoshをご用意下さい。チュートリアルで使用するサンプルデータは12月25日頃までにこのサイトへ追加する予定です。
● 参 考
VirtualBoxとLin4Neuroのセットアップ方法
(準備中:2016年12月25日頃に公開予定)
DTIチュートリアルのサンプルデータ
(準備中:2016年12月25日頃に公開予定)
FSLのインストール
http://fsl.fmrib.ox.ac.uk/fsl/fslwiki/FslInstallation
MRIcronのインストール
http://www.mccauslandcenter.sc.edu/mricro/mricron/install.html
● 本講座に関するお問い合わせ
メールにてお尋ね下さい:resource.center.control アットマーク gmail.com
Last Update: 2016-11-29