刑務所以下の店
居酒屋のアウシュビッツ化問題
日本国憲法 第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
ようやく営業再開の道が開けた居酒屋チェーンなどからは「後戻りのない制限緩和」への期待が広がる。6月にワクチン接種済みの利用客にドリンク1杯無料のサービスを始めたワタミは「コロナ禍前のように、再び外食を楽しんでほしい」(担当者)と前向きだ。ただ、接種証明などを使った行動緩和を実際にどう運用するのか、課題は山積する。政府は10月から飲食店などのほか、スポーツやイベントの実証実験を各地で実施して検証する考えだが、プロスポーツの関係者は接種済証の偽造対策や、接種を受けられない子どもの扱いなどが運営面で問題になると指摘する。(対コロナ「出口」へ手探り 再拡大備え、接種証明運用 「表層深層」緊急宣言解除 共同通信 2021年9月29日)
憲法違反・人権蹂躙・ワクチンファシスト
相も変わらずワタミは能天気なものです。刑務所で接種者にだけお茶一杯のサービスをしたら、早速弁護士が飛んできます。そして誰かが懲戒処分を受けます。ですから実際には誰もそんなことはしません。法務省職員は皆、それが憲法第十三条違反だと知っているからです(かくして5類潰しは憲法違反となった)。
食い物の恨み
刑務所ではありとあらゆる自由及び幸福追求が制限されています。しかしその中でただ一つ決して制限されない幸福追求があります。それが食べる楽しみです。「たとえ刑務所と雖も」ではなく、「刑務所だからこそ」食べる楽しみは神聖にして犯すべからざる幸福追求権なのです。その一番大切な幸福を怪しげな注射で奪われてたまるか。そう堅く信じる被収容者は一定数います。そういう彼らの意思を尊重して初めて、彼らからの信頼が得られ、刑務所内の規律が保たれるのです。食べ物はもちろん飲み物でも未接種者を差別するなんてとんでもない話です。→イタリアで大規模な抗議デモ。”グリーンパス導入”に反対
刑務所以下の店・居酒屋がアウシュビッツ化する国( Impfen Macht Frei )
ワタミの社長さんは「刑務所とはまた厳しい仕事だな」と驚かれるかもしれませんが、それは彼が娑婆での商売の厳しさを理解していない何よりの証拠です(未接種者狩り)。ワタミの店に会社の仲間で4人が来店したとしましょう。着席後、店員が接種済みの利用客にはドリンク1杯無料のサービスがあると伝えた時、果たしてそのサービスに応じる客がいるでしょうか?多くの場合、4人の間に一瞬気まずい雰囲気が流れて、全員サービスを断るでしょう。いや、その中の一人だけが、「僕は資格がないから」とぼそっと呟くかもしれません。そしてもう一人が「ごめん、店を間違えた」と言って4人とも出て行ってしまうかもしれません。そして翌日以降、会社で地域で、「あそこは刑務所以下の店だ」との評判が、あっという間に広がるかもしれません。そういう状況を想像できない人間に経営者としての資格はありません。
→イタリアで大規模な抗議デモ。”グリーンパス導入”に反対
→未接種者狩り
→塀のない刑務所:国民に鞭を振るう国家
→新コロバブルの物語
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