COVID-19流行下で氾濫するミソジニー (*)
大切な人のためにと思って接種して万が一命を落としても「自己責任」で片付けられる国
COVID-19流行下におけるミソジニーの激化
Since the outbreak of the COVID-19 pandemic, violence against women and girls has intensified globally. Analysis of social media suggests that the same is true for online misogyny and hate speech directed at women in South and South-East Asia. (Social Media Monitoring on COVID-19 and Misogyny in Asia and the Pacific. UN Women Asia and Pacific)
この記事では南アジア(インド)と東南アジアにおけるミソジニーを論じていますが、東アジアも例外ではありません。我が国でも既に2020年5月から醜悪なミソジニーが顕在化し、今なお続いています。
「ノイズ」として処理される#MeToo
2021年5月、新型コロナウイルスワクチン接種後2-3日で子宮から出血し5日後に突然呼吸困難となり死亡した40歳代女性の事例が報道されました。(みえ新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイト)。早速患者さんを診てもいない東京の産婦人科医から因果関係を否定するコメントがヤフコメのトップに載りました。3日間で「参考になった」が11360になっていました。テレビジョンでもこれも全く患者さん本人を診ていないであろう愛知県がんセンターの医師が「今のところ、ワクチンと症状の因果関係が証明されたものはない。なので、この一件でワクチンが危険だと判断するべきではない」と言いました。専門分野云々は全く関係ない。なぜ診てもいないのにそんな偉そうなことが言えるのでしょうか?コメントなんて書き込む必要がどこにあるのでしょうか?死者への冒涜以外の何物でもないでしょう。医者がテレビジョンに媚びを売る必要がどこにあるのでしょうか。「わかりません」「知りません」と一言言えば済むことではないでしょうか。彼らの有り難いコメントのおかげもあってか、ワクチンと患者さんの死亡との因果関係は認められませんでした。自分の言った通りになって嬉しいでしょうか。だとしたら彼らは本物のミソジニストです。この事例だけではありません。それまで何も基礎疾患がなく、元気で働いていた26歳女性がくも膜下出血で突然死しても、診療には一切携わっていない医師が誤った論理展開で因果関係を否定しています(日本女性に多い脳出血も「ノイズ」として処理)。
産婦人科医もミソジニスト
お隣韓国では接種後の不正出血が大きな問題になっています。日本でもyahooのコメント欄は同様の訴えで一杯です。では、どうやって言い逃れましょうか?「韓国人女性に特有の副反応の可能性」とでも?」。下手な言い逃れするよりも、無視してやり過ごした方が得策だと思いますか?ただしそうすれば、有効性がなくこうしてリスクだけを押しつけるイカサマワクチンの接種率向上を目指すあなた方に対して、ミソジニストのラベルが貼られますよ。非接種者への黄色いバッジとは違って自動的にね。そしてワクチンへの不信感が極限に達します。その不信感の強さは性別に関係ありません。だって世の中はミソジニストだけでできているわけじゃないんですから。
それどころか、あなた方ミソジニストは圧倒的少数派、ここまで明らかになったワクチンのリスクをいまだに「因果関係不明」とほざくチンパンジーに他ならないのです。おっと、ここまで書いてきたら、きちんと模範解答が示されていることに気づきました。それもHPVワクチンキャンペーンの原動力となっている産婦人科学会・産婦人科感染症学会のお墨付き。失礼しました。「覚えてろよ」って言う必要もなかったですね。「消すなよ」って言う必要はあるのですが(下記)。
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「シーツがぬれるほど不正出血」…韓国でワクチン接種済みの一部女性たちが月経異常訴え(朝鮮日報 21/9/1)
韓国で新型コロナワクチンを接種した女性の一部が月経不順や不正出血などの異常反応を訴えていることが分かった。疾病管理庁は月経異常の反応について特に知らせておらず、女性たちの間で不安が高まっている。青瓦台国民請願ホームページには31日、「不正出血を新型コロナワクチン副反応として申告できるようにしてください」というタイトルの請願文が投稿された。
請願人は「複数の女性たちにワクチン接種後、月経周期でないのに不正出血が発生する事例が頻繁に発生している」「しかし、ワクチンの副反応としての申告すら受け付けてくれないというもどかしい現実がある」と訴えた。そして、「女性にとって不正出血は最も恐ろしいことなのに、病院に行くと避妊薬を処方したり、タイレノール(解熱鎮痛剤・生理痛薬)を服用するように言われたりするだけだ」「事例研究のためにもワクチン接種後に異常症状として申告だけでもできるようにしてほしい」と請願した。
「不正出血は一番怖いこと」…ワクチン接種後の生理異常を訴える声=韓国(Wow! Korea 21/9/1)→消されないうちにコメント欄を読んでand/or1ページ目だけでもスクショ
ワクチン接種後、月経異常事例が相次ぐ…韓国政府「因果関係を調査する」(Wow Korea 21/9/1)→消されないうちにコメント欄を読んでand/or1ページ目だけでもスクショ
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法律もミソジニストのために:用意周到だった医系技官
日本ではなぜ同様な問題が発生していないのでしょうか?答えは簡単です。それが隠せるようになっているからです。その基準も堂々と公開されています。「医師等の皆さまへ〜新型コロナワクチンの副反応疑い報告のお願い〜」にある「副反応疑い報告の方法」を読んでみてください。そこには「不正出血」なんて一言も書いてありません。つまり「不正出血なんて報告してくれるな」ってことです。AZワクチンの副作用には血栓症と出血の両方があるのにね。報告可能になっている血栓症にしたって、「血小板減少を伴うものに限る」。ましてや不正出血なんて叫んでも誰も相手にしてくれない。千代田区しか知らない田舎者達は用意周到にそういう法律を作ってあったのです。
大切な人のためにと思って接種して万が一命を落としても「自己責任」で片付けられる国
→全てはワクチン利権のために:「合法的な」接種後死亡・副作用隠しの実態
→COVID-19流行下における自殺の動向
→統計処理された#MeeToo-誰がワクチンを潰したのか?-
→河野発言・木下見解の根底にある女性蔑視
→殿中でござる間もなく自爆テロ
→新コロバブルの物語
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