超過死亡構成因子の検討
台湾・合衆国のコロナ禍が立証した日本の隠れワクチン禍
台湾の超過死亡は新型コロナが原因
日本の超過死亡は新型コロナによる死亡では決して説明できないことは十分なエビデンスを示して既に説明しました。しかし,医系技官・御用医師達は見え透いた隠蔽工作で政治家達を欺き,彼らが何食わぬ顔をして進める3回目接種により多くの市民が今日も亡くなっています。既に差し止め訴訟が提訴されているにもかかわらず,裁判所は迅速な処理どころか次回期日を来年にして洞ヶ峠を決め込んでいます。この悲劇的事態を打開するためには,いくらエビデンスがあっても,それで十分とは言えません。そこで実際にコロナ禍による超過死亡が明らかな台湾の事例をポジティブ・コントロールとして示し、台湾と日本との相違点を明らかにしました。左の図(クリックして拡大)は台湾と日本の超過死亡を比較し,台湾の超過死亡は新型コロナによる死亡,日本の超過死亡はワクチンにより起こっていることを示しています。
台湾の超過死亡はコロナ死の推移とぴたり一致
Aは2021年2月から10月にかけての台湾,日本のそれぞれの超過死亡の推移を,Bは台湾における一日当たりの新型コロナによる死者数の推移を示しています。台湾では2021年5月下旬から新型コロナによる死者数が急激に増加して6月11日をピークとした波が8月始めまで続きました。この波がAに示す超過死亡の動き,4月末1%→5月末8%→6月末22%→7月末8%→8月末6%が示した二等辺三角形と一致しています。
日本の超過死亡の7月の凹みもワクチン禍で説明可能
一方,日本は3月末5%→4月末9%→5月末12%となだらかな立ち上がりを示す台形を思わせますが,下行脚はまだ見えていません。これが新型コロナによる死亡では決して説明できず,ワクチン禍によるものであることは既に説明しましたが,ここで少し気になるのは7月の超過死亡が9%と,6月の11%と8月の12%に挟まれて台地の凹みになっていることです。これは変動の範囲内でしょうか?7月と言えば,新型コロナの死亡者数が409人と激減した月であり,6月1731人/8月849人の間に挟まれています。「ひょっとしてやはり超過死亡はコロナのためではないのか?」という疑問が出てくるかもしれませんが,そもそもコロナ禍の可能性は,全く別の方向から完全に排除されています(4月から8月まで続いている異常な超過死亡)。さらにそもそも1731人→409人→849人程度の変化がこれほど明瞭な超過死亡の減少/増加となって現れるはずがないのです。
この凹みも実はワクチン禍を示す証拠の一つです。Dはワクチン禍による死者の中で9割を占める(大本営発表2021@読売新聞)高齢者の接種率推移です。7月末で1回目接種率88%となり,それ以降は高齢者の接種率が完全な頭打ちになっています。つまり日本の超過死亡の経過は,7月末までで高齢者のワクチン禍は収まったために凹みができた。それ以降はより若い世代がワクチン禍に遭うようになったという悲劇の世代交代を示しているのです。
台湾ではワクチン禍はあるのか?
民族系統が類似している台湾でワクチン禍がどうなっているのかが気になるところですが,超過死亡の動きを見る限り,それらしき気配はありません。ただし,Cに示すように,台湾の接種率が日本に追いついてきたのはごく最近です。さらに台湾の高齢化率は15.3%と日本(28.4%)の約半分です。これらの事情を考慮すると,台湾におけるワクチン禍と超過死亡への影響を判断するには,なおも慎重に経過を見る必要があると思われます。
合衆国の超過死亡が証明した日本のワクチン禍
一方、合衆国の超過死亡も、日本の超過死亡が新型コロナでは決して説明できないことを完璧に証明するポジティブ・コントロールとなっています(クリックして拡大)。単に波が一致するだけではありません。超過死亡が65%の増加を示したネバダ州ではCOVID-19で説明できるのは36%だけで後は死因が不明と思わせぶりな報道もありますが(Nationwide Surge In Deaths Among People Aged 18-49: A State by State Overview. Highest state sees 65 percent increase in prime-age mortality, only 36 percent attributed to COVID-19. The Epoch Times. Updated: January 13, 2022)、もちろんその原因はワクチンではなく、隠れコロナ死であることも右の図で明らかであり、ボストン大学からもその旨の報告が出ています(Uncovering COVID-19’s Hidden Deaths in the US)。
翻って日本では、合衆国とは逆にコロナ死はむしろ過剰診断されているぐらいですから(病死は「強制水増し」・副作用死は「裁量隠蔽」)、上述のように超過死亡のピークとコロナ死の整合性が認められないことと併せて、ここでも日本の超過死亡はコロナ死では決して説明できないと結論できます。
結論:地域が近い日本と台湾で比較したところ、台湾の超過死亡はコロナ死が急増した時期と完全に一致した。一方、日本の超過死亡はコロナ死の急増時期とは一致せず、2021年4月~9月までの継続的な増加を示した。また7月の超過死亡の落ち込みは高齢者の接種率がプラトーになったことで説明できた。一方合衆国の超過死亡曲線はコロナ死の推移と完全に一致しながらもその数は多くの州で超過死亡よりも明らかに少なく、米国では、州によっては隠れコロナ死が超過死亡の半分以上を占めていると思われた。
→合衆国の超過死亡(CDC)
→ワクチン禍犠牲者数は報告数の13倍
→史上最悪の薬害事件:ワクチン関連死者数1万4500人以上
→新コロバブルの物語
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