学徒出陣:オリンピック作戦2021の秘策とは
81万人動員
海軍特別年少兵やひめゆり学徒隊を彷彿とさせる学校連携観戦プログラムの予定動員数81万人は、元祖オリンピック作戦での日本軍の2.5倍、米軍のそれをも上回る人数でした。「安心・安全な五輪観戦のためにも是非とも小国民にワクチンを」。それが731部隊2021のスローガンでした。
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(日本軍は)最終的には8 〜10個師団の32万5000人でオリンピック作戦を迎え撃つことになり、配備される航空機は2500 〜 3000機と予想された。一方、米軍の兵力は14個師団と2個増強連隊および支援部隊で構成され、兵員数は77万6700人、航空機は約7000機と見積もられた。(リチャード・B・フランク アジア・太平洋戦争の終結―新たな局面―)
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IOCのコーツ調整委員長が21日の会見で、“緊急事態宣言下”でも大会を開催できると明言
し、五輪開催がいよいよ濃厚になってきた。現時点で観客は入れる見込みで、学校の引率により、児童・生徒らも観戦予定だ。都教育委員会によると、“コロナ
前”に策定された東京都内の公立小・中・高校などの生徒ら約81万人が観戦する計画については、「現時点で撤回する予定はない」といい、先日も教員らによ
る「集団下見」が実施されたばかり。保護者や教員からは不安の声が上がっている。(AERA.dot 2021.5.22)
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児童ら五輪観戦の「学校連携プログラム」 感染懸念で見直し広がる 平塚、南足柄など2市4町が中止 (東京新聞 2021年6月16日)
令和の学徒出陣か。オリンピック「学校連携観戦」で危機に晒される子供たち(阿部泰尚 MAG2NEWS 2021.06.25)
それなのに、この期に及んでも徹底抗戦の態度を隠さないオリンピック作戦2021参謀総長殿。
【東京五輪】武藤事務総長 小中学生の五輪観戦に「スポーツの力を感じていただく意義がある」(東京スポーツ 2021年06月18日)
運動会こそは「スポーツの力」とやらを感じるためにあるのでは?その運動会を諦めさせて灼熱の東京へ召集ですか?そこで熱中症で斃れたら名誉だと思えとでも?COVID-19には命を奪われることがない子供達が自ら命を絶っているというのに?
子供の自殺は史上最悪
2020年1年間に自殺した小中高生は499人に上り、統計が残る1980年以降で最も多くなりました。コロナ禍以前から我が国全体の自殺者数が減少する中で、児童生徒の自殺はむしろ徐々に増加していました。そこにコロナ禍の拍車がかかったのです。ただ、この数字にも嘘があります。というのは母数を考慮していないからです。小学生、中学生の生徒数の推移を見ると、小学生は1981年度、中学生は1986年度をピークにして、現在はともにピークの半分、高校生は1989年の564万人をピークに今世紀に入って400万人を割り込み、2020年5月現在で308万人とピーク時の約半分となっています。ですから、生徒数あたりの自殺数は前世紀から激増しているはず。すぐに出せるデータなのに文科省も厚労省も出していません。
→中学生相手に731部隊気取り
→嘘つき村による醜悪な性差別・児童虐待の記録
→新コロバブルの物語
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