COVID-19ワールドカップ
−日本の素晴らしい介護・医療チームを応援しよう!!−

マスコミがデマを流すのは世界共通の現象AIが書くCOVID-19ファイター応援記事西欧・北米は軒並み下位グループに沈むニュージーランドとスロバキアの今後の動向に注目デンマークのロックダウンは失敗?成功?アイスランドは本当に優等生なのか?

まとめ

未知の要因,不確定要素,そして限られた資源の中,医療職,政治家,官僚,たかだか35%ぐらいの乗車率減少で立ったまま通勤しなくてはならない会社員,そしてもちろん鬼畜米英からの不当な同調圧力に屈しないパチンコ店と,その大事なお得意さん達,皆さん,本当に素晴らしい働きをしていらっしゃる.それが世界一の高齢化率の中で世界でも希に見る単位人口あたりの死亡の少なさとなって現れている.長丁場になるであろう,COVID-19ワールドカップで,強豪揃い(だと思われた)OECD36ヶ国中,4/8の暫定3位から4/17にはトップに躍り出たのも,ひとえにここを読んでくださっている皆さんのおかげです。
●現在の所,ロックダウンの有効性を支持する頑健なエビデンスはない.
裏を返せば,ロックダウンを一切行っていないゆるゆる日本がトップとなったのは,ロックダウン原理主義に対抗する強力なカウンター・エビデンスである。
海外の雑音に耳を貸す必要はない4/8の時点での1位ニュージーランドと2位スロバキアもロックダウン行いながらも日本に首位を譲った.それ以外でも,ロックダウンを実施している国は多い.しかしそれらの国の対100万死亡数は日本よりもはるかに劣っている,特に大手デマ通信社が本社を置く米英仏の数字は惨憺たるものである.彼らが何と喚こうと一切耳を貸す必要はない.

参考記事

昔非国民,今不謹慎
パチンコ客はどこ吹く風、大阪(共同通信 2020年4月8日)
小幡 績 戦うべき敵は欧米コンプレックス(ニューズウィーク 日本版 2020年04月08日)

マスコミがデマを流すのは世界共通の現象

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「措置遅い」「強制力ない」 緊急事態宣言で海外メディア(時事ドットコム 2020年04月07日18時36分)
新型コロナウイルス感染者急増を受けた日本政府の緊急事態宣言発令について、海外の主要メディアからは、欧米諸国の非常事態宣言などと比べて「大胆な措置を取るのが遅い」「強制力も罰則もない」と厳しい見方が相次いだ.
AFP通信は、日本の措置には外出禁止や店舗閉鎖などの強制力はなく、違反者への罰則もないため「欧米での都市封鎖(ロックダウン)とは程遠い」と報道。
英BBC放送(電子版)は、専門家からは発令が遅過ぎるとの声が出ており、「ドイツや米国は、日本が社会的距離確保の措置実施や新型コロナの広範囲な検査実施に失敗したと強く批判している」と伝えた。
米CNNテレビ(電子版)も、中国と経済・地理的に関係の深い日本では早い段階で感染者が出ていたのに「世界の他の多くの地域で見られるような大胆な措置を取るのが遅かった」と指摘。集中治療室(ICU)のベッド数や検査数の少なさのほか、人工呼吸器の不足で医療崩壊への懸念が広がっていると報じた。
ロイター通信は、緊急事態宣言の発令前から、ツイッターで「東京脱出」が話題になっていたと紹介。日本のメディアを引用する形で、別荘地の軽井沢には東京のナンバープレートの車が増えていることを取り上げた。
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AFP(仏), BBC(英),CNN(米),ロイター(英)ときやがった.彼らの言いがかりを垂れ流すだけで何の反論もできない時事通信.この記事はCOVID-19報道の馬鹿馬鹿しさが世界共通であるとの決定的なエビデンスである.血友病エイズを日本に輸出したFDAの犯罪を隠蔽し続ける「薬害ビジネス記者」,北陵クリニック事件では無実の守大助さんを,警察・検察・裁判所と一緒になって殺人鬼とでっち上げた「事件記者」,SBPが何の略かもわからず,ディオバン「事件」を捏造した「医学ジャーナリスト」達.そういう似非ジャーナリストは日本にだけ棲息しているのかと思ったら,とんでもない勘違いだった.人類存亡の危機にあたり,人種の如何にかかわらず,ジャーナリストなる存在が如何に空虚であるかを上記の記事は示している.

AIが書くCOVID-19ファイター応援記事
しかし失望するには及ばない.もっともこんなところを読んでいるあなたは,「ジャーナリスト」なる怪しげな職業に対し,何も期待していないだろうが.今は決算サマリーは全てAIが担当する時代である.そして今や医療現場はAI無しには動かない.それゆえ決算サマリーに比べたら,COVID-19に対して奮闘する人々を応援する記事を書くなんて仕事も,AIには朝飯前である.

COVID-19 ワールドカップ 日本は1位を守る2020/7/24

前回5月2日から3ヶ月近く経った結果である.5月までは対人口百万の粗死亡数だったが,今回は最大の交絡因子である高齢化率で補正してある(*).(*OECD平均高齢化率17.75%との比で割り算,たとえば日本の高齢化率は27.58%だから,OECD平均高齢化率17.75%との比は1.55となり,対人口百万粗死亡数7.8を1.55で割って,訂正死亡数5.0).御覧の通り,OECD36カ国中,日本はニュージーランドを僅差で抑えての1位である.目下話題になっている「第2波」とやらは,でっち上げに過ぎないので,今後も日本の死亡数が大幅に増えることはない.優勝の可能性も十分ある.
  
5月2日と比べて気づく最も大きな変化は,前回,それぞれ7位,9位だった,チリ,メキシコが,今回はそれぞれ34位,36位(最下位)と,ともに転落していることである.そこで両国の死亡数経過を見てみると(チリメキシコ)ともに5月中旬から死亡数が激増したことがわかる.チリの場合には6月末にピークとなり,以降漸減しているが,メキシコの場合には現在(2020年7月24日)もなお,減少の傾向が明らかとは言えない.この2カ国以外はいずれも5月の始めまでに死亡数減少が明らかとなった国々であり,大きな順位の変動はない.米州大陸国と西欧・南欧諸国が下位グループ,中欧,東欧諸国が中位グループを形成しているという構図も4月から変わっていない.

なお,この間,日本の単位人口あたりの死亡数が少ない原因を考察した論文・記事がいくつか出たので下記に紹介しておく,いずれも「BCG」のようなガセネタとは違い,一読に値する論文・記事である.
新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ 高橋泰教授が「感染7段階モデル」で見える化(東洋経済オンライン 2020/7/17)
コロナ感染による国ごとの致死率の差をウイルスの「3つの型」で読み解く新説(ダイヤモンドオンライン 2020/6/2)
世界がモヤモヤする「日本の奇蹟」を裏付ける"国民集団免疫説"…京大教授ら発表(プレジデントオンライン 2020/5/27)
Yasuhiko Kamikubo, Atsushi Takahashi. Paradoxical dynamics of SARS-CoV-2 by herd immunity and antibody-dependent enhancement.

COVID-19 ワールドカップ暫定順位表 OECD36ヶ国 2020/5/2現在 首位キープ !!!

2020/5/2
オーストラリアの追い上げあるも相変わらず日本が首位キープ.ラトビアは6位に交代.上位,中位,下位グループは入れ替わりが少なく,どの国も1.5-2倍の間の増加という印象を受ける.
2020/4/17
ついに(と言ってもたったの9日間だったが.それもAIが更新を怠っていただけなんだが)待望の第一位である.死亡数は増えることはあっても決して減らないので,「守りの堅さ」がはっきり現れる指標である.世界一の高齢化率を考慮すれば,驚異的な数字である.海外から「死亡者数をごまかしているんじゃないか」なんてデマが飛ぶのも,そしてCOVID-19 CORONAVIRUS PANDEMICが日本のデータを偽造するのも,無理からぬところである.この間,人口489万のニュージーランド,545万のスロバキアともに,わずかな死者の増加で,単位人口あたりの死亡数が大きく変わるため,日本が首位に躍り出たが,それは決して偶然ではない.なぜならば,前述のように,世界一の高齢化率という,とんでもないハンディキャップを日本は抱えているからだ.なお,強豪ひしめくAsian Divisionでは,粗死亡数に加えて,高齢化率で訂正した数字も踏まえた順位表を制作する予定だが,いつのことになるやら(←さすがAI.愚痴も人間並み).並み居る先進国の中で最高の成績を上げているチーム日本の皆様(=ここを読んでくださっている方々=我々一人一人)世界中で氾濫するデマ報道も,持ち前の守りの堅さと,わからないことに対する謙虚さで,跳ね返して参りましょう.

以下2020/4/8の記事

上の順位表のデータ元は言わずと知れたCOVID-19 CORONAVIRUS PANDEMICである.こんな表を作るのはAIにとって朝飯前である.評価指標もAIらしく最も頑健なエンドポイントして単位人口当たりの死亡数Death/M:100万人あたりの死亡数)を採用している.これもAIならではの優位性である.
 もしこれが「ジャーナリスト」だったら,どうでもいい「感染者数」に拘り,もし,その誤りを指摘されたなら,「(家族との時間を大切にしたいと偽って)FDAを辞めてから3ヶ月でファイザーの取締役に天下った前FDA長官も感染者数が大切だと言っている」と食ってかかってくるだろう.エンドポイントのエの字も知らないから,こういう元気が出るのが,人間らしいところである.AIならこうはいかない.
 ちなみに,感染者数がシュート数,単位人口当たりの死亡数の逆数こそが勝ち点と考えれば,それが如何に違う指標かがわかろうというものだ。より詳しく知りたい人は→患者数を偽造する−「感染者数」という名のデマ

西欧・北米は軒並み下位グループに沈む
この順位表を誰が予想しただろうか?1-12位までの上位グループに,西欧,北米諸国が一つも入っていないのである,COVID-19が世界的に流行し て,まだ折り返し地点前(?)とは言え,医療水準(ってどういうことなんだろうかと思ってしまうが)が世界トップレベル,米国以外は国民皆保険制度も整っ ている国々が軒並み下位グループに沈んでしまっている。辛うじてカナダが17位,西欧の中で一番健闘しているドイツでさえ,36ヵ国中,下から数えた方が 早い22位である。それ以下の国は,上位との差が余りにも開いてしまっている。西欧・北米諸国が最終的に上位12位までに入るのは非常に難しいのではないだろうか。

ニュージーランドとスロバキアの今後の動向に注目
日本で最初のCOVID-19症例が2020年1月16日に確認されてから,もうすぐ3ヶ月になる.その間,日本では「ロックダウン」は一度もなかった.だから,日本はロックダウンの有効性を検証するのに絶好のコントロールとなる.そこで上位国と日本をロックダウンの有無から比較検討してみよう.
100万人あたりの死亡数が日本より少ないのは,ニュージーランドとスロバキアだけで(*),日本はこれら2国に次いでOECD36ヶ国中,堂々の第三位である.これに対し,1位のニュージーランドは3月26日より最高レベル(レベル4)の full lockdownを開始し,4月23日まで継続する予定である.ただし,4月23日に全国一斉に解除になるわけではもちろんなく,一体どの地区からどうやって解除を進めていくのかは,4月8日現在も不明確である(Covid-19: How New Zealand's level 4 lockdown might end).2位のスロバキアは3月16日よりロックダウンに準じた移動制限を開始し,4月8日から4月13日まで(復活祭の外出・移動を阻止するため),より厳しい制限(国内の 79地区のそれぞれから地区外に出ることは禁止.違反者には高額の罰金)を施行する.ちなみに隣国チェシャ(Czechia 旧名チェコ)もスロバキアと同じく3月16日からロックダウンに入っているがチェシャの対人口100万死亡数は7と日本の10倍になっている.(この二国間の違いが何に起因するのかは不明).1位のニュージーランドと2位のスロバキアが,これからどのようにしてロックダウンを解除していくのか?その結果がどうなるのか?(それまで辛抱に辛抱を重ねて)4月8日にようやく緊急事態宣言した日本のこれからのアウトカムと併せて目が離せない.

デンマークのロックダウンは失敗?成功?(参考:ロックダウンにエビデンス無し?
ニュージーランドと同じレベル4のロックダウンを発生初期から行なったデンマーク.そのデンマーク(25位)における対百万死亡数(32は,日本(0.7)の46倍である.この数字を見ればデンマークのコールド負け(試合終了,つまりCOVID-19の終息以前に勝負あった.野球用語ですいません)のように思える.一方,敢えてロックダウンを行わなかった隣国スウェーデン(30位)とデンマークを比較すると,4/8の時点では,100万人あたりの感染者数/死亡数では、デンマーク 875/35、スウェーデン762/59で,感染者数に明らかな差はないが,30位スウェーデンの死亡数が25位デンマークの1.7倍になっており,(日本から見れば目糞鼻糞笑うではあるが),ひとまずデンマークの辛勝に見える.ただし,これが本当にデンマークの「勝利」を意味するのかは,復活祭開けの4/13に予定されているデンマークのロックダウンの解除以降,両国の感染動向を見極める必要がある.

アイスランドの対100万死亡率が日本の27倍という謎「金時計優等生」は本当か?
COVID-19に恐れおののいている私のような高齢者の方々は,アイスランドはCOVID-19コントロールの優等生と言われると,それ以上の説明は不要だろう.なぜならば,COVID-19を怖がるほどの記銘力があれば,1986年のレイキャビク会談のことは決して忘れてないだろうから.それほどガードをがっちり(*)固められる地理的優位性を持っている。*「亀のように」と言いたいところだが,島の形は亀というより魚に近い。地の利ならぬ「海の利」を生かして,もちろん漁業が盛んである

 OECD非加盟国であるアイスランドの人口は35万で高松市のそれより7万も少ない。国土面積は10万3000平方キロで,都道府県で1位,2位の北海道(83424平方キロ)と岩手県(15275平方キロ)を合わせたよりもまだ広い。アイスランドの人口密度は3人/平方キロで,北海道(67人/平方キロ)の1/22,岩手県(80人/平方キロ)の1/27,オーストラリア(人口は2460万,人口密度3.2/平方キロ)とほぼ同様である。2月28日にアイスランドで初めてCOVID-19の感染者(イタリア旅行から帰国したアイスランド人)が報告され(日本での第一例は1月14日),3月13日より,100人以上の集会の禁止等,穏やかな措置は行われているが,これまで国内のロックダウンは行われていない。また空路も遮断されてない(もちろん空港検疫は他国と同じように行われている)。2020年4月9日の時点では,100万人あたりの検査人数 は90689人と,105458人のフェロー諸島に次いで世界第二位。このように国内でのロックダウンこそ行われていないものの,実質的に世界一の検疫体制と厳密なクラスター監視を行っている.このように,地理的優位点を活かして国全体を国外から遮断しているアイスランドは,世界中からCOVID-19コントロールの金時計優等生と考えられている

 では,COVID-19を巡るの
アイスランドの状況は,実際のところどうだろうか?2020年4月11日現在で,暫定致死率は0.2%である。一方,対100万死亡数では18(こちらは4/7現在)と,上掲のようにOECD諸国でも中位に終わっている.対100万死亡数が18と言えば,4/7現在の日本の対100万死亡数(0.67)の27倍であるパチンコ屋もなければ満員電車もない,日本よりも圧倒的に有利なはずのアイスランドのが対100万死亡数が,なぜ日本の27倍なのか? そしてこの素朴な疑問を真剣に考える研究者は一体どこにいるのだろうか?
↑アイスランドのCOVI-19対策について参考にしたサイトは:下記の通り
2020 coronavirus pandemic in Iceland
COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC/ICELAND
Kelly McLaughlin 「何年もかけて備えてきた」アイスランドでは誰でも新型コロナウイルスの検査が受けられる Business Insider 2020/4/6
在アイスランド日本国大使館 アイスランド政府による新型コロナウイルス感染症関連措置の発表

私はAIを持っていないので,上記の記事はジャーナリストの経験が全く無い私自身が書いた.私でもこの程度のものを書けるのだから,AIならもっと素晴らしい記事を書いて,COVID-19を相手に現場で奮闘する人々を応援してくれるに違いない.「AIは素敵な友達である。
金儲けに利用しようとさえしなければ」とレイ・ダリオも言っている かどうか,私は知らない。

COVID-19ワールドカップ:第三者評価
パチンコ客はどこ吹く風、大阪(共同通信 2020年4月8日)
小幡 績 戦うべき敵は欧米コンプレックス(ニューズウィーク 日本版 2020年04月08日)
ロックダウンにエビデンス無し?
コロナのデマに飽きた人へ
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