私もベンチャー

AIUが事故防止リスクマネジメントと称して,建物評価・機械評価,労働安全,環境汚染,PL(製造物責任),食品衛生,役員向け法務リスクセミナーと,多彩なリスクマネジメントサービスを提供している.だけど医療機関という名のリスクだらけの企業相手のメニューはなし.リスクマネジメントしきれないということなのだろう.でも,それこそ,内輪でのリスクマネジメントなんて限界がある.リスクマネジメントこそ,外部機関が行わなくてはならない.なのに日本医療評価機構なんて,店の表の顔だけでリスクマネンジメントの側面は全然評価できない.それにリスクマネジメントに対しては金を払って,仕事する側にも責任を持たせないと,本当にいい仕事はやってもらえないぜ.

院内事故防止委員会の先鞭をつけただけで,某日赤の副院長が講演会で引っ張りだこになるぐらいだから,商売の素地はあると思うんだがね.ここでもやっぱり人材難とノウハウの貧しさが壁だな.

防犯のノウハウは泥棒が一番よく知っている.白バイ警官には元暴走族が多いとも言われる.へまばかりやっている病院の医者や看護婦をスカウトして,医療機関のリスクマネジャーに仕立てたらどうかね.

医療危機管理研究所か.こんないかがわしい名前のベンチャーだったら元手なしで僕にでもできそうだな.公務時間中にホームページなんか作ってといちゃもんをつけられて懲戒免職になったらはじめてやろう.

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