先日，ある懇親会席上で、看板が全く出ていない診療所（とはとても思えない洒落た住まい）の写真を見せて頂いた。入口のところに、表札があるだけ。院長曰く「三代続いているから、地域のみなさんは当院がどこにあるか知っています。だから看板を出す必要がありません」
地域での実績そのものが、そのまま優れた看板になるというわけか。同時に下手な商売をしても逃げるわけにはいかない背水の陣で毎日勝負をしているということね．
私はそのような厳しい状況で勝負をしたことがない．そんな私でも，博士号とか、専門医とか、所属組織とか、○○長という看板・肩書きが必要でないぐらい大物になりたいものだと，密かに思っている．
肩書きはあくまで副次評価項目，主要評価項目は池田正行 なあんて，照れずに言えるようになりたい．