下記の引用は,2007年5月8日付け日経NetPlus ”熟年離婚の損得勘定”と,それに対する読者コメントからの引用である.”男は馬鹿だ”と決め付けた幼さの残る議論となっている.こういう議論しかできない馬鹿な女が,馬鹿な男に引っかかってしまう.あるいは賢く男を使えずに一生を終わる.因果応報である.
一生独身で,毎日同じ店でカツ丼ばかり食べた挙句,市川の自宅で惨めな死体を晒した荷風に,多くの男がひそかに憧れていることを女という生き物は理解できない.それはちょうど,鉄道か自動車のどちらかに憧れる男という生き物を,女が理解できないのと同じ,生物学的な理解の壁と同じ状況である.だから,ここで私がどんなに巧みに説明しようとも,男に対する女の理解が進むわけではない.浅薄な男にちやほやされていることしか自慢できない生き物に,荷風の末路の美学が理解できるわけがない.
寿命が8年短くなることって,悪いことなのだろうか?嫌だから出て行くというのを,平謝りに謝ってまで無理に引き留めて,一体誰が幸せになるのだろうか.それよりもお互いに一人になりたいという長年の念願を果たして満ち足りた時間を過ごして死ぬことこそ幸せではないのか?,不幸せな時間だけが8年なり4年なり延長された挙句に痴呆になるか癌で死ぬかのどちらかの選択肢しか残されていないことこそ悲劇であろう.
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2007年5月8日付け日経NetPlus ”熟年離婚の損得勘定”と,それに対する読者コメントから
(前略)
さらにショッキングなデータがある。50歳時点での平均余命の年数には配偶者の有無が大きな影響を及ぼすという。「独り者」の寿命は「夫婦者」に比べ、男性で8年、女性で4年、短いのだ(*)。心理的ストレス、食事など生活の荒廃……。何が原因かは特定できないが、特に男性の「8年」というのは大きな数字だ。
カリスマ離婚カウンセラーの岡野あつこは妻から離婚されそうだという男性相談者にはこうアドバイスする。「とにかく平謝りに謝ること。申し訳なかった、自分が悪かった、やり直したいと繰り返すこと」??。あなたならどうしますか?
岡野様のおっしゃる通りです eggmeg (2007/05/08)
おじ様方、奥様を大事になさって下さい。くれぐれも離婚をすれば、(今の奥様より)いい女と再婚できるなどと思わぬよう。
おじ様方は、結婚市場を多いに勘違いしています。中高年男性の再婚は極めて厳しいのをご存知ないのです。うぬぼれだけは強いんです。 私は結婚暦はありませんが(48才)、相当の財を得、収入もあります。でも、自信満々で求婚するおじさんが絶えません。
なぜ今更、おじさんの世話などしなければならないのですか。全く結婚する意志はありません。メリットがないからです。おじさんはショックのようですけど。
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*上記の8年,4年というデータがどこから出てきたのか不明である.男性の場合には配偶者がいないと余命が短くなることは確実だが,女性の場合には,むしろ配偶者がいない方が,より長生きできる可能性が高い.だから本当に妻を大切にしようと思ったら,妻からの離婚の申し出は潔く受け入れるべきなのだ.
愛媛大医学部の藤本弘一郎助手(公衆衛生学)らのグループは、地域のお年寄りの死亡関連要因をまとめ、2002年10月,さいたま市で開かれた日本公衆衛生学会で発表した。 60歳から84歳の3136人(男1326人、女1810人)を96年から約4年半追跡。亡くなった210人(男111人、女99人)の健康や生活、趣向などを分析、死亡につながるハイリスク因子を探った。 男性では「配偶者がいない」「糖尿病で治療」「たばこを吸う」「過去1年に入院」「過去1年に健診を受けていない」などがリスクに挙げられた。しかし女性では「配偶者がいる」がただ一つのリスクだった。 このうち配偶者だけをみると、男性では「妻がいない」ために死亡につながるリスクは、「いる」に比べ1.79倍も高かった。一方、「夫がいる」女性のリスクは「いない人」に比べ55%も高かった.