東京証券取引所では,夏休み,小中高生向けに見学・バーチャル株式投資体験ツアーをやっている。厚労省か外務省といった役所も中学・高校生の夏休み見学をやっている。
しかるに,教育機関たる大学病院や臨床研修に力を入れていると自慢する市中病院が,小中高生向けにどんな教育活動をしているのか.夏休みに病院の診療を公開しているか?有能な人材を獲得するために,小中高生向けのセミナーを開催しているか?
国立がんセンター,国立精神・神経センター,国立循環器病センター・・・国立の医療センターは,湯水のように(使っている連中自身はそう思っていないが)税金を使って教育活動として何をやっているのか?
大学病院やナショナルセンターばかりではない,日本医師会が,宇宙科学館や、渋谷の電力館のような医療サービス学習館を作ってもいいじゃないか。
命のやりとりをする業界が,若い人に対する教育活動で,銭勘定しかできない株屋や,医者がいつも馬鹿にしている役所に負けるのを恥ずかしいとは思わないのか.