97/11/26付けの日本医師会のファクスニュースより
日本医師会の坪井会長は11月25日の記者会見で,行政改革会議の提唱した”労働福祉省”の名称に強い不満を表明した.こうした名称の省が”医師会を所管することをはなはだ心配している”と述べ.厚生省は”医療という大事なものを抱えていながら同意したのか”と,対応を問題視した.”厚生大臣も含め,厚生省の考え方に憤慨している”と不快感を表明した.
ふーん,日本医師会もここまで優等生になったとはねえ.故 武見太郎大先生がこの惨状を御覧になったらどんなにお嘆きになることだろうか.
我らが母なる厚生省ってわけだ.おかあちゃんがいなくなっちゃうんで,ぼくさびしいよーって泣いてるのね.ここまで依存心を抱かせた厚生官僚の業績は,お世辞抜きで賞賛に値する.少しでも自立心のあるガキなら,うるさい担任が転勤になって,後任のやつは教室の様子もよく知らないだろうから,これでようやく羽が伸ばせる,しめしめって思うのになあ.
日医離れって悩んでいるようだけど,その原因は誰の目にも明かなんだよ.高い会費ばかり取って,何の役にも立たないんじゃ,あんたたちが非難する政府と同じじゃないか.