添付文書の規制が現場への嫌がらせにしかなっていないことは日常茶飯事だが、JRの全面禁煙に社員を総動員して反対ファクス攻勢をかけるぐらい商売熱心なJTでも、心理学は苦手らしい。喫煙者はいい面の皮だ。
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私はタスポでタバコを止めました。
そこで今回は、禁煙外来で「経皮吸収ニコチン製剤 ニコチネル」を処方してもらう「禁煙治療」を選んだ。治療は8週間、費用は健康保険適用で約1万
2000円だった。禁煙・卒煙の動機は、(1)タバコが自由に気持ちよく吸える場所がなくなったこと、(2)外出中の喫煙場所探しのストレスが爆発、(3)来るべき「タスポ」導入への無言の抵抗、の3点だった。
だいたい、蕎麦屋やファミリーレストランまで、毎度「おたばこはお吸いになられますか?」と聞かれるのは実に不愉快である。「スイマセン、吸います」とおやじギャグを言っても、今どきのウエイトレスは笑ってもくれないのはなおさら不愉快だ。以前はJRのホームの前後に1カ所ずつあった「喫煙コーナー」もひとつになったか、あるいは全廃である。
公共施設では駐車場でも吸えないし、道路で吸えば罰金を取られる。1箱180円(60パーセント)の税金を納めて国庫・地方財政に貢献しているのに、この仕打ちは何だ、と私は不愉快だった。そこに「これでもか!」と輪を掛けたのがタスポだった。つまり、最終的に「タスポ」が禁煙の背中を押し、禁煙外来の扉を開けてくれたのである。
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田中宇さんの持論は、「ブッシュはアメリカを滅ぼそうとしている」というものだが、ほんとですかね,田中さん。実際には、彼と彼の取り巻きは、ただ単に馬鹿なだけで、結果として不幸になるアメリカ人の数がどんどん増えているに過ぎないんじゃないでしょうか。
JTのやっていることも全く同じ。喫煙率を下げるためにタスポを開発したわけではないのだが、結果としてタスポは喫煙者に対する嫌がらせにしかなっていない。まあ、JTとしては自販機で売れなくてもコンビニで売れればいいんであって、所詮、非喫煙者はもちろん、喫煙者のの幸せさえも初めから考えていないのだから、タスポがどう受け止められようとどうでもいいんだろうが。
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