患者にはどうでもいいこと
プライマリケア医,総合診療医,家庭医,●●専門医,××認定医・・・・患者にとっては,だって実はどうでもいいことだ.
ニセ医者だって(だからこそ)「いい先生だったのに」とじいちゃん,ばあちゃんから言ってもらえる.患者は自分の問題に適切に対処してもらえさえすれば,祈祷師だっていい.実際,医師免許を持っていたって,祈るしかない状況がごまんとあるじゃないか.そのことも患者・家族は知っている.
なのに,患者にとってはどうでもいい,,そんな名称問題を,「貴重な時間を割いて一生懸命勉強して(&大枚はたいて)専門医資格取ったんだから,診療報酬に反映させろ」って大声で騒ぐのがお医者様達だ.そういう姿が,患者・家族からだけでなく,看護師を始めとした他の医療者の目にどう映るかって,考えてみたことがないのだろうか.
学生・研修医がそういう目で,おじさん・おばさん達の生態をしっかりwatch,peer-reviewすることが,おじさん・おばさん達の緊張感と継続的な学習・成長につながる.そういう,おじさん・おばさんの姿が,また若い人たちへフィードバックされて彼等の到達目標にもなっていくのだよ.
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