東京/IOC不可侵条約
初めにお断りしておきますが,以下は2020年に超過死亡が見られなかった話とは全然関係ありません.諸般の事情でメディカル二条河原へ移動してきましたが,医療ともほとんど(というか全然)関係ありません,とわざわざ断らなくてもすぐわかる.

超過死亡とは全然関係ない(もちろん医学とも全然関係ない)前置き
世界を巻き込む重大事件は決して突然にはやってこない。天災と違い、人間の為す技は必ず知れる。決して全てを秘密にはできない。戦争のように愚か者が主導する事件ならばなおさらである。世界各地で晴天の霹靂の如くに捉えられた独ソ不可侵条約が調印されたのが1939年8月23日。ところがそのわずか9日後に戦争が始まった。条約が調印される前に周到な準備が行われていたに決まってるじゃないか。

超過死亡とは全然関係ない(もちろん医学とも全然関係ない),ダンツィヒとポーランド回廊のお話
  総統閣下がダンツィヒのドイツ復帰とポーランド回廊の自由通過を要求したのは1939年3月21日。開戦の半年も前である。ドイツとロシアの政治的な接近 は同年4月27日に総統閣下がポーランドとの間の不可侵議定書を破棄したことと関連して捉えられるのが一般的だが、経済的にはより早い時期から両国の接近 が始まっていた(松川克彦 ヨーロッパ1939 昭和堂)。二正面作戦を何とでも回避すべく、宿敵フランスとの対決の前に東を安泰にしておきたい総統閣下と、、ミュンヘン会談に招かれなかった上に宥和政策の背後に自国(*)に対する英仏の敵視が潜んでいることを感じ取ったスターリンが、ポーランドをドイツとの相互不可侵の「証」に使おうと考えるのは、むしろ当然の流れだった。(*本当は「自国」ではなく「自分」なんだけど、それがわかるような奴じゃない。総統閣下と全く同じように、自分への敵視が自国への敵視であると国民の皆様に信じ込ませる=「愛国心」を訴える「強いリーダー」がその国民の皆様を大量に虐殺する戦争を招く

これも超過死亡とは全然関係ない(もちろん医学とも全然関係ない),東京/IOC不可侵条約&オリンピック開催強行突破の秘密議定書のお話
もちろん「東京/IOC不可侵条約」なんて、2021年5月の時点では誰もその存在を知らない。もしあるとしても、独ソ不可侵条約の時と同様、7月23日の開会式数日前にならないと、その内容は明らかにならないかもしれない。もっともポーランド分割と同様、東京オリンピックの開催も強行する点についてだけは、不倶戴天の敵同士のお二人が(少なくとも2021年5月11日現在は)ぴったり一致している。戦争と同様、「オリンピック作戦なんて、とてもじゃないが、そんなことやられちゃたまらない」と、ほとんどの国民の皆様がそう考えていらっしゃるのだから、開催強行突破の秘密議定書も土壇場までは明らかにされないに決まっている。などという心配は御無用に願いたい。何となればその秘策は科捜研による証拠捏造と同様、青天白日の下に明らかとなっているからだ。

6類相当で大逆転(ほんの少し医療関係のこと)
我が国では既に2020年初頭からコロナ禍など無きに等しい。なぜならば、最も頑健な指標と国際的にも認められている超過死亡が皆無だからだ、逆に2020年2月9日の週(中国での流行は下り坂に向かっていたので日本には既にSARS-Cov-2が入っていた時期に相当)は過小死亡になっているぐらいである。これは新コロが季節性インフルエンザ未満であることの何よりの証拠である。つまり、新コロは5類未満、6類相当である。一体今まで季節性インフルエンザでオリンピックが中止になったことがあっただろうか?ワールドカップが無観客で開催されたことがあっただろうか?マスクもせず、手の消毒はアルコールではなく塩で済ませ、三蜜上等のフィジカル・フルコンタクトによる伝統的格闘技、大相撲が国技とされている我が国。その大相撲本場所が年に3回も開催される首都東京こそが、新コロ撲滅を目指すオリンピックに相応しい。そう秘密議定書にあったに違いない。ところがそれももう、過去形だ。こうして私が曝露してしまったからには、もう、東京/IOC不可侵条約自体が廃棄されているに違いない。

肝心要のことを最後に
肝心の超過・過小死亡ダッシュボードは見る時は,デフォルトで出てくる北海道を日本全体と見誤らないように,必ず日本全体を確認してください.

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