ネッ ト医学部

モバイルメディカルスクールで実際に出かけていって、その場で面接して、診察して、議論することに はとても敵わないけれど、こういう手段を効果的に使って、ストレスやリスクに対抗していくんだろうな。直接対面に敵う物はないとして、こういう手段を簡単 に却下するのは、鉄砲を馬鹿にして使わなかった見向きもしなかった大名と同じ運命を辿るだろう。

サイバー大学とやらには医学部ってないんだよね。年寄りの趣味みたいな、カネと暇を持てあましている人の学問ばっかりで、つまらない。これでは慶應には勝 てないよ。慶應には医学部があるよね。慶應ならやってくれるかな。

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慶應義塾が大阪に進出

 慶応大学などを運営する学校法人・慶応義塾は11日、大阪市福島区に拠点施設を設けることを明らかにした。平成20年に日吉キャンパス(横浜市)に開設 が計画されている新しい大学院の遠隔授業や産学連携拠点として活用する構想で、同年春ごろに開設の見通し。首都圏の大学が大阪の中心部に拠点を設けるのは 初めてで、関西私大は“強敵”の出現に危機感を募らせている。

 大阪市などによると、慶応義塾が進出するのは福島区の大阪大学病院跡地に完成予定の文化ホールなどが入る民間の複合ビル。ビルの一部を借り、遠隔授業が できる設備を設置し、大学院メディアデザイン研究科やシステムデザイン・マネジメント研究科(ともに仮称)の遠隔授業を想定。関西在住の慶応大OBらが企 画スペースなどとして利用することも検討している。

(2007年1月12日8時0分配信 産経新聞)

ネットカンファレンスは新時代へ(竹中郁夫の「時流を読む」)2007年1月9日

(下記は抜粋)
カンファレンスの当日、朝の7時すぎから、初めてこのカンファレンスに参加してみて、「看板に偽りなし」というところが確認できました。第1講目、地方病 院の肝臓病専門家がウイルス性肝障害の現在を、パワーポイントファイルで示しながら、必要に応じてファイルに書き込みなどしながら説明していきます。パソ コンの端には講師の語る姿が映り臨場感も十分、音声もきれいです。

 第2講目は、市中病院の産婦人科部長が大学の医局に出向いて、同じように「ホルモン補充療法の今」をレクチャーしてくださいました。パソコンの画面には 参加病院のドクターたちのキラキラしたまなざしも映っています。

 平日の始業前に医師たちが職場で、大学に出向くこともなく、専門のレクチャーや専門外のレクチャーで最新のトピックスに触れることができるところまで来 ています。これに医療機関の連携、ワークシェアリング、機器の進化、安定、コストダウンが進めば、医療へのボディーブローも少しはカウンターで返せるよう になるかもしれません。次回は症例検討会とのことで、参加予定にしていますが、ネット時代の新しいギルド再生という論点を頭に、地域医療のフィールドワー クを継続しようと考えています。

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