手段の目的化:医者の場合
- Confusion of Means and Ends in the Case of Physicians-
「手段の目的化などというものは実在しない.人生という名の手段があるだけだ」(
藤沼康樹)
手段の目的化はデフォルトで「悪いこと」のように考えられがちだが,医師免許は単なるツールと考えて,職を転々とする私のような者ばかりでは,肝心の現場が回らなくなることは目に見えている.やっぱり,手段の目的化は単なる「悪」なのではなく,「必要悪」なのか.いや、そもそも,本人がそれで幸せならば、正邪の区別など無用だろう.
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