2002年9月27日付の新聞に，”「特区構想は言語道断」医師会が猛反発 ”と題した記事が載っていた．
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政府の総合規制改革会議（議長・宮内義彦オリックス会長）が26日に開いた医療の関係四団体との意見交換会で、地域限定で規制を緩和・撤廃する「特区構想」を巡って、日本医師会など関係団体が一斉に猛反発の声を上げた。
日医は「我々は絶句した。生命・健康を犠牲にして金もうけをする考えには反対だ」と主張し、四病院団体協議会は「特区は日本の医療制度の根幹を揺るがす。到底、容認できない」との声明を発表。
一方、同日の規制改革会議と日本経済団体連合会など経済三団体との意見交換では、三団体が「いち早く特区を実施してほしい」と病院、農業、学校経営への株式会社参入を要望。特区構想を巡る関係団体間の意見の差が浮き彫りになった．
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私には日医が反対する理由がわからない．特区構想はおおいに結構，お手並み拝見（素人が金儲け目的で入り込んでもやけどするだけだぜ）と言う余裕がどうしてないのか？自分達の仕事に自信も誇りもないに違いないと，上記の宮内義彦を筆頭とするがりがり亡者どもに足元を見られるだけだ．そんなに自信がないんだったら，仕事なんて辞めちまえばいいんだ．
特区に株式会社が参入するのなら，参入の前と後で医療サービスの質がどう変化するのか，評価する仕組みを今から用意するぐらいの態度が欲しいね．
株式会社が病院経営をしたらどうなるかってことは，何も大げさな仕組みを作らなくてもわかるんだけどね．えっ，どうなるのかって？あんた，そんなこともわからないの？，他人の命を担保にマネーゲームをやるってことだよ．李 啓充先生の，ウォールストリート・メディシンを読めばすぐわかります．