2021年4月21日公開 2021年6月9日更新
HELICSチュートリアル -HELICSに求められる標準化活動を参加団体の立場から考える-
医療情報標準化推進協議会(HELICS協議会)は、会員内外から提案される標準規格のうち、我が国の 医療情報分野に適用し利用することが望ましい標準規格を選択・審議し、指針として定める活動を行っています。 電子カルテが普及し、医療機関や医療介護機関などの連携により地域医療連携の充実が緊急の課題です。 HELICS協議会が指針として審議・採択した標準規格は、現在、23です。この中から保健医療情報分野の 標準規格(厚生労働省標準規格)が22規格選ばれています。
HELICS協議会に参加している団体は、現在11団体でありますが、これらの標準化団体から、現在の活動 状況と今後のHELICS指針となるべき分野や課題について現状を解説します。各団体からは、以下の課題に ついて報告をする予定です。
・各団体で検討している標準規格 ・HELICS指針になったもの ・HELICS指針になっていないもの ・今後、特にHELICS指針にしたい分野
このチュートリアルの狙いは、今後のHELICS協議会の活動において、標準化の推進が必要な分野を認識し、 今後特に標準化を推進して、厚生労働省標準規格とつなげていくべきテーマを明確にするべく議論すること です。
第1部 参加団体の標準規格に対する取り組み状況と今後の展望 (第1部の資料DLできます)
1) | JAHISの取り組み | 田中 利夫 | (保健医療福祉情報システム工業会) |
2) | JIRAの取り組み | 鈴木 真人 | (日本画像医療システム工業会) |
3) | IHE-Jの取り組み | 安藤 裕 | (日本IHE協会) |
4) | GS1ジャパンの取り組み(改正薬機法にみる医薬品・医療機器等の製品識別と情報連携) | 落合 慈之 | (GS1ヘルスケアジャパン) |
5) | MEDIS-DCの取り組み | 山上 浩志 | (医療情報システム開発センター) |
6) | JSRTの取り組み(JJ1017指針 -Ver3.4改定報告-) | 山本 剛 | (日本放射線技術学会) |
第2部 データヘルス改革における厚生労働省の取組みについて 前田 彰久室長 (厚生労働省 医政局 研究開発振興課 医療情報技術推進室)
・チュートリアル参加費は無料です。(ただし参加するには春季学術大会の大会参加登録が必要です) ・事前申し込みは不要です。直接国際会議室(第2会場)、もしくはWeb視聴でご参加ください。
・発表資料は、「5.プログラム」からダウンロードできるようになりました。・医療情報技師ポイント(1ポイント)がつきます。 * 国際会議室(第2会場)で参加される方は、医療情報技師認定番号が分かるものをご持参ください。 (会場で医療情報技師ポイント申請書を記入していただきます)
* Web視聴で参加された方には、学術大会終了後にアンケートと医療情報技師ポイント申請フォームの URLをメールでお送りしますので、医療情報技師認定番号をフォームに登録して下さい。 └→ URLはWeb-ex Eventsにログインする際に入力されたメールアドレスにお送りします。 誤ったメールアドレスでログインするとポイント申請ができませんのでご注意下さい。
* JAMI技師育成部会への技師ポイント申請は、HELICS事務局がまとめて行います。
・Web視聴の場合、医療情報技師ポイントの付与には60%(72分)以上の視聴が条件となります。 詳細はJAMI技師育成部会のページをご確認下さい。