北米看護系大学・大学院−留学案内


III. どうやって探したらいいか?:情報の探し方

膨大な数の大学・大学院から具体的にいくつかの候補を絞るには,下記の複数の情報源を併用することをお勧めします。インターネット上の役立つ情報検索のページとして,下記があります。看護学部のページには,大抵その学部の"Mission""Overview""Degree Programs""Course Information""Faculty members"などの情報があると思います。また大学全体のホームページに出会ったら,まず"Academic Programs"とか"Departments"などで"Nursing"を探します(または"Search""Nursing"を検索します)。

とりあえず候補として考えてみようと思うものに出会ったら,電子メールで願書(Application Form/Materials)や案内冊子(InformationまたはBrochure)を注文しましょう。郵送料は大抵無料です。また大学によってはこれらの印刷物がダウンロードできるところもあります(Adobe Acrobat Readerで読めるPDF書式がほとんどです)。

1.留学経験者のサイト

当サイトは,私の経験の範囲内(大学院レベル:修士・博士課程への留学)のみカバーしてあります。もしも看護大学学部レベルへの留学や,RNとしての就職をお考えの方は,他の留学経験者や就職経験者の方々のサイトが役立つと思います。

リンク募集中です 。

 

2.日本の情報源リスト

看護留学・海外就労に関する情報が掲載されています。

フルブライト奨学金などの奨学金情報,米国留学に関する情報が豊富。説明会が定期的に全国で催されています。

(1) 参考図書

現地で勉強・勤務している人を含め,15名の看護留学経験者の実体験に基づいた総合的な指南書です。アメリカだけでなく,イギリス,オーストラリアの留学経験者の情報も載っています。留学の準備と実際,現地での生活関連情報,就職関連情報,その他関連資料が豊富です。

数週間の短期から数ヶ月・数年間の長期まで,先進国から発展途上国まで世界各国の留学・病院研修を経験したナース28名の体験記です。夢が世界に向かって広がって行きます。

著者はニューヨーク州立バッファロー校医学部の臨床指導医です。もちろん医学的な視点からの情報が多いですが,看護関係の情報も相当詳細に網羅していて,留学や研修の参考書として十分役立つと思います。特に私は英文の手紙の例文などが参考になりました。

大学・大学院進学,看護留学,看護管理者・専門看護婦への道,学会・研究会への参加,病院以外での活躍の場を求めるナースのためのガイドブックで,2000年改訂版は和多忙と友人がアメリカ留学編と就職案内編を書きました。2003-2004年版では,大学・大学院進学,留学に加え,働きながら取れる資格を充実させた最新版になりました。

アメリカ留学を志す医療関係者のための情報を満載している。医療機関のインターネットのURLも掲載しており,最新情報へのアクセスが可能です。

(2) 奨学金

「日本看護協会は,わが国の看護を発展させ,国民への看護サービスを更に向上させる目的をもって看護の理論的,実践的教育研修を受ける看護職員に対し奨学金(学費及び生計費)を貸与します。」
修士課程(1年)または博士課程(1-2年)の大学院生

私費で海外留学が決定している若い看護師を対象に『夢の支度金』の給付活動を行なっています。また,ナースを支援する会員も募集しています。

(自然科学・人文科学研究助成の欄参照)
看護学の諸分野の研究に対し助成を行ない,看護の質の向上を通じ,国民の健康と福祉の向上に寄与することを目的としています。国内外の博士課程在籍の大学院生を対象。

 (3) 海外研修・助成

看護研究の発展・充実が期待される個人または共同の研究を対象とする看護研究助成,および米メディカルセンターでの海外研修助成を公募しています。

 

3.アメリカの情報源リスト

世界の大学院プログラムを集めたGradschools.comのページ。nursingのキーワードで世界各国のリストにたどり着く。

北米全州の地図が出てきます。見たい州をクリックするとその州の大学のリストがでてきます。

各州ごとにアルファベット順に大学のリストがでてきます。

ANAのホームページ。アメリカ看護界のホットな情報,学校・奨学金情報など。


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2008-05-14
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注:このページの内容は和多忙個人の見解です。