ばさ〜っと大幅に撤去しました。
気持ちのなかではここから新しいシステムの始まりの音が聞こえてきました。
もちろん、仕様書を書いてる最中も夢中でしたけど・・・・・・・。


仕分け、生化学、ヘモグロビンA1cラインの撤去
検体仕分けラインの全景です。
  搬入検体を各ラインに仕分けると同時に検体到着情報をホストに送信するラインです。
  検体の搬入場所を少なくしかも、採血室に近づける事により、採血から搬入までの無駄な時間を省く、
  トータルシステムの構築には必需品でした。


ヘモグロビンA1cライン
  血糖ラインが先に完成していた事とその付近に接続する事が物理的に不可能だったため
  仕分けラインと平行してラインを構築しました。
その1 接続機器です。同一機種2台でした、時期は3台です。


生化学免疫微量ライン
その1 遠心器です。50本がけが2台でした。
    検体を入れる瞬間と遠心器に 収まった様子です。
その2 開栓器です。下には医療廃棄物の箱を置きそのまま廃棄。
その3 分注器です。依頼に応じて最大5分注してます。泡立てずに分注するノウハウが入ってます。
    分注の最中で、その1その2です。
その4 検体を運ぶホルダーです。巡回式になっており技師が戻す必要はありません。当然です!
その5 親検体搬出ユニットです。正常分注と異常(少量とつまり)検体を分ける事により
    技師は異常のみを見れば良くなります。搬送システム導入により雑用が増えてもしょうがないですからね! 。
その6 子管供給ユニットです。1本搬送は同一のホルダーで検体を運ぶため
    ラックシステムのようにラックを戻す必要はまったくありません。
その7 搬送に接続されてる装置です。
    東芝80FRです。この装置は検体の測定を装置内部と搬送ラインからの
    2方向からサンプリングをできるのでユーザーにとってはとても都合の良い装置でした。
    ラインからのみの装置が市販でありますが、この場合はラインの電源を入れたり、ラインが故障してると
    装置の測定もできない等の不具合が生じるのでFRのような方式を我々ユーザーは選ぶほうが賢明です。
    東芝80Mです、これもFR同様な接続形態です。後ろからサンプリングです。
その8 閉栓ユニットです。保存検体には栓をします。
    バラバラに入ってる栓が見事に同じ方向に向きを換えます。
    外人さんにここを見せると”うぉ〜”って喜びます。
その9 保存検体ストッカーです。保存検体には栓をされ検体番号順に格納されます。
    この後の保存や、マニュアル検査の事を考えるとここは検体番号での格納はユーザーにとって必須です。
    検体を搬入しているところ。


よーすけ君との交信は  Mail: sugioka-tky@umin.ac.jp まで気楽にどうぞ。