日本保健医療社会学会第29回プログラム
本大会はメインテーマ「保健医療社会学の可能性を問う」を掲げ、保健医療社会学が今日の保健・医療についての認識にどのような地平をもたらしうるのか、また、保健・医療のあり方にどのような提言をなしうるのか、さらには、社会学に対してもどのような寄与をなしうるのか、について議論を深めていきたいと考えています。
[記]
1.日程 2003年5月17日(土)・18日(日)
2.会場 龍谷大学大宮校舎
3.大会長 黒田浩一郎(龍谷大学社会学部)
4.プログラム概要
5月17日(土)
9:40 受付開始
10:30〜12:30 一般演題セッション、要望演題セッション
13:30〜14:10 学会総会
14:20〜14:50 大会長講演
黒田浩一郎(龍谷大学社会学部)「保健医療社会学から社会学へ」
15:00〜17:30 シンポジウム「病をめぐる意味・語り・会話」
司会:平英美(滋賀医科大学医学部)、 佐藤哲彦(熊本大学文学部)
「病い世界の構造と医師との会話における表出
−慢性関節リウマチ患者のインタビュー調査を事例に(仮題)」
橋本英樹 (帝京大学医学部)
「HIV薬害被害者へのインタビュー調査を事例に(仮題)」
栗岡幹英 (静岡大学人文学部)
「エスノメソドロジー・会話分析からみた医師と患者の会話(仮題)」
樫田美雄 (徳島大学総合科学部)
18:00〜20:00 懇親会(龍谷大学大宮校舎清和館談話室)
5月18日(日)
9:20 受付開始
10:00〜12:00 一般演題セッション、要望演題セッション
13:00〜14:00 教育講演
「医療倫理学と保健医療社会学」
土屋貴志(大阪市立大学文学部)
司会:村岡潔(佛教大学文学部)
14:20〜16:50
ラウンド・テーブル・ディスカッションA
テーマ:医療の「過剰」だけでなく、医療の「過少」にも注目すべきでは?
話題提供者:赤松昭
(頭部外傷や病気による後遺症をもつ若者と家族の会)
話題提供者:吉田澄恵(順天堂看護短期大学)
話題提供者:小林武彦(小林診療所)
司会:佐藤純一(高知医科大学医学部)
司会:細田満和子(東京大学大学院人文社会系研究科)ラウンド・テーブル・ディスカッションB
テーマ:患者会・家族会およびセルフヘルプグループの社会学は、
病と医療の何を明らかにすることができるのか、何を目指すべきか??
話題提供者:筒井琢磨(皇學館大學社会福祉学部)
話題提供者:的場智子(日本学術振興会)
話題提供者:心光世津子(大阪大学人間科学部)
司会:進藤雄三(大阪市立大学文学部)
司会:杉山克己(青森県立保健大学社会福祉学科)
5.事務局
<大会事務局>
〒520-2194 滋賀県大津市瀬田大江町横谷1−5
龍谷大学社会学部黒田研究室
TEL. 077-543-7601、FAX. 077-543-7615(共用)
E-MAIL koichiro-kuroda@ryukoku.seikyou.ne.jp