医者と占い師

「そんなことがわかるぐらいなら,医者なんかやらずに占い師やってるよ」

学生時代,皮診だけ見て薬疹かどうかわかるかと訊かれた皮膚科の講師(薬疹が専門)が返した言葉が今でも印象に残っている.どんな診療科にせよ,あんな素敵な台詞が吐ける医者になりたいと思ったものだ.今でも,この言葉は,いろいろなことを考えさせてくれる.

プロフェッショナルというのは,「わからない」を明確に,誇りを持って言える人.

医者と占い師で仕事の本質は変わらない.ただ物言いをする時に占い師の方がちょっと大胆なだけ.

占い師は,自分の判断に対する顧客からのクレームをどうやってを回避しているのだろうか?それは医者にも応用可能だろうか?

等々

あなたは何を考えただろうか.

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