日本からスコットランドへの入り方；
大きく分けて，ヒースローに一旦下りるのと，他のヨーロッパの都市から空路入るのと，二つの方法がある．ヒースローの利点は，エジンバラやグラスゴーへのシャトル便として，乗り換え便自体の頻度が高いこと．欠点は混雑して入国管理も厳しいところ．ただし，ヒースローで完全に降りずに，Flight Connections経由で英国国内線に乗り継ぐ場合には，入国管理が長蛇の列というわけではない．他のヨーロッパの都市からグラスゴー，エジンバラ，インヴァネスなどのスコットランドの主要都市に入るときは行き帰りの飛行機の接続時間をよく確認しておくこと．

よほど旅慣れて旅程に余裕のある人は別として，ロンドンからスコットランドに行くのは，飛行機をお勧めする．英国航空(BA)とBritish Midlandが競合してシャトル便を飛ばしているので，便数も多いし，航空運賃も比較的安い．鉄道は高い割には５時間以上かかるので，ぜいたくな乗り物である．鉄道だと往復で日中一日が潰れるので，スコットランドに行くにはコストパフォーマンスが最も悪い乗り物だ．バスは安いが体力を消耗するので，旅慣れた貧乏人以外はやめた方がいい．

　
• 英国国内鉄道情報

 
• レンタカー (car hire): 詳しいことは→こちら

　
• スコットランドのコーチ
• 地図：都市の地図（街路図）なら，オンラインでは，Streetmap.co.ukが是非ともお薦め．一つ一つの街路名や郵便番号で場所が特定できる．一方，日本の国土地理院に相当する英国陸地測量部Ordnance Survey（OS)の地図は，ウォーキングに必須なLandlanger（5万分の1）をはじめとして，非常に充実している．オンラインでも購入できるので，現地でのウォーキングを考えている人などはどうぞ．
• 下記はオンラインのサイトで，細かい街路までは載っていないが，主だった町や道路を把握するには便利．
• UK Street Map Page：地名，郵便番号，OS Gridのいずれでも検索できる便利なオンライン地図．
• Mapquest：一つ一つの街路まではないが，主な街路名は載っているので，実用的．
• Multi Media Mapping；ロンドン以外は概略図までしかない．

• スコットランド旅行のガイドブック：
• 僕が愛読しているのは，学生の貧乏旅行で愛用されるLet's goシリーズのLet's go Britainです. 実用的で手軽なペーパーバックです．