要らないのはお前だ

普段これだけ世話になっているのに、この言いぐさかよ。要らねえのは、てめえみたいな恩知らずだ。
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「適正労働省」への道 Medifax digest 2017/6/7
夜でも明かりがついた窓が多い厚労省が入る中央合同庁舎5号館
 旧厚生省時代には管理・監督の強さからか「あーせい、こうせいの厚生省」とからかう声もあったが、最近では労働時間の長さから「強制労働省」と言われているそうな―。すでに報道されているのでご存じの方も多いと思うが、そんな厚生労働省が庁舎の一斉消灯日の設定などを盛り込んだ働き方改革の中間取りまとめを公表した。
 中間取りまとめは、橋本岳副大臣をトップに若手職員が参画する「厚労省業務改革・働き方改革加速化チーム」がまとめた。それによると、大きな負担と言われている国会での答弁数は本省職員1人当たりで1.02件。ちなみに国土交通省は0.19件だ。担当する予算額の規模も本省職員1人当たり87億円。2016年の各部局の平均退庁時間は午後8時7分で、最も遅い部局では9時18分となった。
 職員アンケートなどを基にした具体的な取り組みをみると、国会待機の当番制・縮小や内部打ち合わせ時間の短縮などが並ぶ。国会答弁業務では、議員への質問取りから答弁書の作成、決裁までの業務量をモデル測定した結果も示されている。現在、通常国会が開会中だが、答弁にこれだけの労力が費やされているのかと思うと頭が下がる。
 記者向けの課題では、報道発表資料の紙での配布の見直しが提案されている。資料が多くなる投げ込み資料は、頭紙に資料掲載したホームページのURLを記載する運用が進んでいる。最近では資料もすぐにホームページにアップされるようになったため、私個人としては大いに賛成し、協力したいと思う。
 働き方改革は厚労省が旗振り役として進める政策だ。「自分たちはどうなんだ?」と言われた時に返す言葉がないのでは困る。中間取りまとめの概要には「まず隗より始めよ」とあるが、その言葉通り将来的には「適正労働省」と呼ばれるように改革を進めてほしいものだ。
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自民幹部が厚労相に苦言 受動喫煙「妥協ない」  Medifax digest 2017/6/6
 自民党の竹下亘国対委員長は4日、津市で講演し、政府、与党内の調整が難航している受動喫煙防止の健康増進法改正案を巡って、塩崎恭久厚生労働相に苦言を呈した。「分かろうとしない閣僚がいて、妥協が成立しない。自分の言うことだけ通れば、政治はいらない」と述べた。
 塩崎氏が飲食店の原則禁煙を主張しているのに対し、自民党は例外の拡大を検討している。
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