ジャーナリストは今何処?
売れない売文業(ライターとも)
素人が聞きたがる「専門家」の解説をネットからパクってそのまま記事にする。実際に当人にアポ取りするなんて面倒なことは絶対しない。

ジャーナリストを名乗るための最低限の資格
1. その業界で飯を食っている人(本来の意味でのプロフェッショナル)を知っている。
2. その人にアポを取れるネットワークを持っている。
3. その人が率直に話してくれる。
4. その人の話を理解できる。
5. そうして初めてプロの話を着色せずにまとめられる。
6. そうしてできあがった記事が評価され、掲載できる部署・組織に所属している。
たとえばこういう記事
米倉昭仁 ウクライナ侵攻で旅客機「借りパク」のロシア 「魔改造」で飛ばそうとする背に腹は代えられぬ事情  (AERA dot.2022/5/9)

ジャーナリストは何処にいる?
フリーランスで飯を食っていくってことは、6番目の条件を棄てるってこと。よく「フリーランスでやっていく自信がない奴はジャーナリストを名乗る資格はない」なんてほざく自称ジャーナリストがいるけど、そいつが本当に1-5の条件を備えた上で、文筆業で飯を食っているか?ってえと、少なくとも新コロネタに関して見聞する限り、そんな奴一人もいねえってことがばれちまった。アビガンを見て御覧よ。徹頭徹尾、素人どものお祭り騒ぎだったじゃねえの。えっ?ワクチンかい?そうねえ、今回は玉音放送がないからわかりにくいように見えるけど、往年の乱痴気パーティ今何処だよね。

バブルがはじけた後なら、アビガンでも、ワクチンでも、いくらでも叩けるだろうが、昭和の御代じゃあるめぇし、そんな売文業なんか今更誰にも相手にされねーだろうよ。結局ジャーナリストなんて何処にもいなかったってこった。

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