改革依存症2

制度や枠組みを心配する時間はもったいない。その時間を、自分がやりたいことをやる時間に使おう。

自分が心配することによっては、制度や枠組みは決して変えられない。

もし変えられるとしたら、人の行動変容を通してしか変わらない。

自分が他者に対して行動変容を生じさせることができるとしたら、それは自分の行動を通してしか変えられない。

もし、自分の行動を通して他者の行動も制度や仕組みも全く変わらなかったとしても、それはそれで全く構わない。

なぜなら、そもそも他者の行動や制度・仕組みが不変のままが「いい」のか、それとも変わった方が「いい」のかは、ランダム化試験ができない以上、全くわからないから。

実はその前に、1)「いい」のプライマリエンドポイントを決めておく必要がある→さらには2)どの方向にどれほど変わった方が「いい」のか、用量設定試験が必要なのに、それさえもできない&やってない。

それじゃあ、ジャーナリスト達の節穴の目はごまかせても、PMDAの治験相談は絶対通らない。

だから「改革」が必要かどうか、ましてや改革があなたを幸せにするかどうかなんて、誰にもわかりゃしない。

だから、「改革」なんて糞喰らえ!「それでいいのだ!」で行こう。

→参考:原発性改革依存症ーバラク・オバマはバカボンのパパに勝てないー

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