☆症例 1-2(右側臥位による右胸壁からのアプローチが有用であった人工弁術後患者の症例)1998.02.28

左:右側臥位の右胸壁アプローチによる人工弁弁輪部からの逆流血流(上:右房、右下:左房、左下:左室)。
右:経食道心エコー検査による人工弁弁輪部からの逆流血流(左上:左房、右上:左室、左下:右室、右下:右房)。

☆症例 1-2(右側臥位による右胸壁からのアプローチが有用であった人工弁術後患者の症例)
患者:I.M. 44歳女
病歴:大動脈弁置換(AVR)+僧帽弁置換(MVR)術後
検査目的:定期検査

質問
質問-1:人工弁埋込み患者の心エコー検査における定期検査項目は何ですか。

アドバイス ・経胸壁心エコー検査には、様々な要因により描出が困難な部位、検出が困難な情報がある。しかし、適切な体位変換や音響窓の選択により、上記のような有用な情報が得られる場合も少なくない。

 
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