会長挨拶

第28回日本母性看護学会学術集会開催にあたって

学術集会長 香取洋子

学術集会長香取 洋子

(北里大学看護学部 教授)

このたび、日本母性看護学会より第28回日本母性看護学会学術集会長を拝命いたしました、北里大学看護学部の香取洋子でございます。

第28回学術集会は、2026年6月14日(日)北里大学白金キャンパス(東京都港区白金5-9-1)にて開催いたします。

わが国で初めて女性の内閣総理大臣が誕生するなど、日本の社会はいま大きな転換期を迎えています。時代の変化とともに、女性を取り巻く環境はますます多様化し、複雑化しています。とりわけ、出産年齢の高齢化やハイリスク妊産婦の増加、高度生殖医療や出生前診断技術の進歩、妊産婦の意思決定支援、男性の育児休業取得の推進、さらには転換期を迎えた産後ケア事業など、社会の変化は母性看護にも影響を与えています。こうした課題に対して、看護職は、多職種と連携しながら専門性を発揮し、女性や家族を多面的に支援することが求められています。

そこで、第28回日本母性看護学会学術集会のテーマを「命の始まりを支える母性看護」といたしました。本学術集会では、このテーマのもと、今を生きる母子とその家族、そして次世代を産み育てる女性と未来の命に、よりよい支援を提供することを目指し、医療の進歩や社会変化に伴う新たな課題を取り上げ、参加者の皆様とともに多角的に議論を深めてまいります。周産期はもちろんのこと、思春期・成人期・更年期といった女性のライフサイクル全体にわたる実践や教育・研究の最新知見を共有し、看護職がともに学び、語り合い、つながる機会としたいと考えております。

開催方法は、現地対面とオンデマンド配信の併用を予定しています。

教育講演、特別講演、シンポジウム、教育セミナー(CLoCMiP®研修含む)、一般演題(口演・示説)、ランチョンセミナー、市民公開講座など多彩なプログラムを準備しております。また、現地会場でのみ参加できるプログラムなども検討中です。

ぜひ会場で皆様と直接お会いし、学術集会ならではの有意義なディスカッションや交流ができますことを楽しみにしております。多くの皆様のご参加とご発表を、企画委員一同、心よりお待ち申し上げております。