大会長挨拶
第47回日本遺伝カウンセリング学会学術集会
大会長古庄知己
(信州大学医学部遺伝医学教室教授)
このたび、第47回日本遺伝カウンセリング学会学術集会を2023年7月7日(金)~9日(日)の3日間にわたり長野県松本市で開催させていただくことになりました。
新型コロナウイルス感染拡大により、第44回と第45回の学術集会はオンライン開催となりました。先日開催されました第46回学術集会は久しぶりの対面開催でした。遺伝医療に取り組む仲間と久しぶりに交流できる素晴らしい機会となりました。困難な中、学術集会のバトンを繋いで来られた第44、45、46回の大会長・沼部博直先生、福島明宗先生、佐村修先生そして大会事務局の方々のご努力に心から敬意を表します。
さまざまなレベルでの感染対策が確立してまいりましたので、第47回も対面開催を目指して準備を進めております。対象疾患が広がっても、オンライン診療が取り入れられても、遺伝カウンセリングの本質は、遺伝性・先天性疾患を持つ患者さんや家族を「よりそい支える」ことです。魅力的な企画や意欲的な学術発表を通じて、遺伝カウンセリングの素晴らしさを語り合い、遺伝カウンセリングに携われることのかけがえのなさを感じられる3日間になればと思っております。
夏の松本は案外暑いですが、日陰に入れば涼しく、また会場を一歩出れば国宝松本城や素敵な街並みを楽しむことができることでしょう。皆さまお誘い合わせのうえ、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
2022年7月版