第14回日本エピジェネティクス研究会年会ご挨拶

この度、第14回日本エピジェネティクス研究会年会を、2021年3月30日〜3月31日の2日間、オンライン形式で開催いたします。

日本のエピジェネティクス研究分野からは、これまで世界的にインパクトのある研究を数多く生み出してきました。本研究会年会は、年に一度国内外のエピジェネティクス研究に携わる研究者が一同に会し、日頃の研究の成果を発表するとともに、エピジェネティクス研究に関する最新の知識と情報を交換・発信する場となっています。第1回(2007年)の年会開催時には、必ずしも一般には広く馴染みがなかったエピジェネティクスという概念も、年を経て研究が進み、現在では多くの生命現象を説明する大切な基盤機構として広く認識されています。

エピジェネティクス研究は、生物学から創薬化学、医学などの応用研究、そして最近ではインフォマティクスと融合し研究分野として大きな拡がりをみせています。日本でのオリンピックが予定されている2021年の第14回年会では、「エピジェネティクスがつなぐ5つの輪」をテーマに、エピジェネティクス研究の拡がりを、生物学(Biology)、医学(Medicine)、化学(Chemistry)、技術(Technology)、インフォマティクス(Informatics)から俯瞰し、議論を深められるように企画しております。基調講演では、エピジェネティクス研究分野で世界的にインパクトのある研究をされてこられた名古屋ご出身の吉田稔先生にお願いをいたしました。また講演では、これまで本会でトークをしていただいたことがない日本の若手研究者を中心に、新技術を用いた最先端のお話をしていただきます。まさにエピジェネティクス関連領域で、これからの活躍が期待される日本を代表する研究者の方々です。本会で大いに議論を盛り上げていただき、新しい研究の芽を見つけていただけたらと願っております。

開催形式につきましては、会員の皆様が一堂に介することを目指して年会を準備してまいりましたが、再びコロナウイルス感染症が急速に拡がりを見せており、2021年3月に安全に現地開催ができるか不明な状況です。従って2021年3月30日・31日はオンラインでの開催にいたします。学部生・大学院生の方は、会員・非会員を問わず参加費を無料といたしますので、これまで日本エピジェネティクス研究会年会に参加したことがなかった方も奮ってご参加ください。

第14回日本エピジェネティクス研究会年会
年会長  近藤 豊
(名古屋大学大学院医学系研究科 教授)