演題登録期間

2024年1月10日 (水) ~ 3月13日 (水) 正午まで再延長いたします。

演題募集を締め切りました。
多数のご応募ありがとうございました。

演題登録方法

下記の募集演題をご確認いただき、「新規登録」ボタンより登録をお願いします。
「演題名・抄録本文」の合計文字数は全角1,000文字です。

主題 (シンポジウム、ワークショップ、ビデオシンポジウム) の演者数は発表者を含めて5名までと いたします。
演題申し込みについての注意事項は上記登録ページに記載いたします。
ご不明な点がありましたら第112回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会運営 事務局までメール (jgeskinki112@p-forest.co.jp) でお問い合わせください。

すべての発表はPCプレゼンテーションとします。
スライド発表はできませんのでご注意ください。

<シンポジウム1>(公募)

上部消化管腫瘍内視鏡診断 (IEE、拡大、EUS、その他) のエビデンスと
プラクティス

司会
辻井 芳樹 (大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学)
北村 陽子 (市立奈良病院 消化器肝臓病センター・消化器内科)

我々は消化管内視鏡を用いて、背景粘膜診断・病変存在診断・範囲診断・深達度診断を行い、治療法の選択や経過観察間隔の決定、予後の予測を行っている。
通常白色光観察、画像強調内視鏡 (IEE)、拡大/超拡大内視鏡、EUSに加え、近年ではAI技術も大きな進歩を遂げている。しかし、輪状後部や食道入口部など解剖学的に観察困難な部位や、バレット食道や除菌後胃粘膜のために存在診断が困難な病変、あるいは存在診断ができても範囲診断が難しい病変など、様々なモダリティーを駆使しても診断の難しい症例が存在する。EUSやAIを実臨床でどのように使用し、導入していくかという問題も残る。本セッションでは、頭頸部から食道・胃・十二指腸までの上部消化管において、診断能向上のためのアプローチ、現状の臨床成績、新たな試みなど、そのエビデンスとプラクティスについて幅広くご報告いただき、明日からの診療に役立つ議論を交わしたい。

<シンポジウム2>(公募)

上部消化管腫瘍内視鏡治療 (EMR、ESD、EFTR、ステント、その他) の
エビデンスとプラクティス

司会
土肥  統 (京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器内科)
岩坪 太郎 (大阪医科薬科大学 消化器内科)

近年の消化器内視鏡治療の発展は目覚ましく、今日まで上部消化管腫瘍を有する症例の予後やQOLの改善に大きく貢献してきた。しかし、少なからず治療困難例は存在し、EMRやESDにおいてはUnderwater techniqueやTraction法、デバイス選択の工夫など施設間で様々な対処法が行われている。SNADETにおいてはCSP、EMR、ESD、D-LECSなどサイズや組織型に応じた治療方針は確立していないのが現状である。合併症のマネージメントも不可欠であり、食道ESD後のステロイド局注やESD後の縫縮法などの合併症対策が行われている。また、胃粘膜下腫瘍に対するEFTRや放射線療法後の食道悪性狭窄に対するステント留置など、治療の標準化のためにはさらなるエビデンスが必要な課題が残されている。本セッションでは上部消化管腫瘍 (食道・胃・十二指腸) に対する内視鏡治療に関して、各施設における治療成績や戦略についてご発表いただき、現時点におけるエビデンスや今後の展望について議論していきたい。なお、少数例であっても施設独自の方法や工夫であれば、奮ってご応募をお願いしたい。

<シンポジウム3>(公募)

下部消化管腫瘍内視鏡診断と治療のエビデンスとプラクティス

司会
吉田 直久 (京都府立医科大学大学院研究科 消化器内科)
福永 周生 (大阪公立大学大学院医学研究科 消化器内科学)

近年の内視鏡および関連機器の進歩に伴い、大腸腫瘍の診断と治療は進歩している。診断面では、各種画像強調・拡大・超拡大内視鏡観察などが発展し、診断を補助するAIも実用化されている。これらは見逃しの防止のみならず、より精度の高い質的・量的診断にも寄与している。治療面では、デバイスの開発や手技の工夫により、安全性、確実性に加えて、簡便性や低侵襲性も追求されており非通電、浸水下、牽引補助下などの切除手技は近年飛躍的に発展している。さらには治療困難病変、高齢、併存例、抗血栓例などのハイリスク症例、後出血等の偶発症予防への取り組みも種々行われている。本シンポジウムでは、大腸腫瘍の診断と治療において、研究段階の成果も含めて新しいエビデンスに繋がるテーマを広く募集する。また日常臨床に有用な観察法や治療法の工夫については少数例の演題もぜひご応募いただきたい。

<ワークショップ1>(公募)

胆膵腫瘍内視鏡診療の新しいエビデンスとプラクティス

司会
竹中  完 (近畿大学医学部 消化器内科)
池澤 賢治 (大阪国際がんセンター 肝胆膵内科)

近年の様々なデバイス・手技の開発により、胆膵腫瘍内視鏡診療は一昔前と比べて大きく様変わりしつつある。ERCP関連ではさまざまなタイプの金属ステント、透視下生検専用シース、胆道鏡による画像診断・直接生検、胆道狭窄に対する胆管内ラジオ波焼灼術などが開発され、EUS関連では、遺伝子関連検査を念頭においたさまざまなタイプのEUS-TAの穿刺針の開発、造影EUS・エラストグラフィー・DFIなどの画像評価ツールの開発が行われ、EUSガイド下ドレナージ術の対象も幅広く広がりを見せている。一方、遺伝子関連検査のための十分な検体量確保、膵癌術前治療時の至適な胆道ドレナージ・肝門部悪性狭窄に対するステントの選択など未だ未解決の多くの臨床課題が存在する。本セッションでは、これらの新規デバイス・手技の使用成績、手技の工夫をご報告いただき、“胆膵腫瘍内視鏡診療の現状“および”これから期待される内視鏡診療“について議論したい。多くの御施設からのご報告を期待する。

<ワークショップ2>(公募)

良性疾患内視鏡診療の新しいエビデンスとプラクティス

司会
山田 拓哉 (大阪労災病院 消化器内科)
大南 雅揮 (大阪公立大学大学院医学研究科 消化器内科学)

多種多様なスコープ、デバイス、内視鏡手技などが開発され、良性疾患における内視鏡診療も飛躍的に進歩を続けている。近年、アカラシアに対するPOEMをはじめ、難治性GERDに対するARMSやESD-Gなどの良性疾患に対する革新的な内視鏡治療が保険適応となっている。内視鏡的止血術ではGelや吸収性局所止血剤などの新しいデバイスも使用できるようになり、止血手技のオプションが拡大している。胆膵領域においても、ERCPやInterventional EUSが目覚ましく発展し、様々なアプローチが行われている。その他、狭窄、瘻孔、バレット食道、好酸球性食道炎・胃腸炎、炎症性腸疾患、感染性疾患、機能性消化器疾患などにおいても、内視鏡は重要な役割を果たしている。本セッションでは、咽頭から大腸までの全消化管および胆膵領域における良性疾患を対象として、各施設で取り組んでいる内視鏡診断や治療について、明日の内視鏡診療に役立つ内容を、比較的多数例での演題で広く募集する。稀少疾患、新規性が高いものについては、少数例の演題も歓迎する。

<ビデオシンポジウム1>(公募)

分かち合いたい内視鏡経験・症例---消化管

司会
薮内 洋平 (神戸市立医療センター中央市民病院 消化器内科)
井口 幹崇 (和歌山県立医科大学 消化器内科)
吉井 俊輔 (大阪国際がんセンター 消化管内科)

内視鏡診断・治療は進歩を遂げてきており、診断精度や治療成績は向上しているが、未だに診断・治療困難例は存在する。診断に関しては、存在診断や深達度診断困難例を解決するための試みもある一方で、振り返って見ても未だに診断困難であった症例や一度経験すれば忘れられない珍しい疾患もある。治療に関しては、工夫によりうまくいった治療例やトラブルシューティングがある一方で、予期し得なかったために偶発症にうまく対応できなかった困難症例も存在する。また全層切除や内視鏡的縫合などの新たな取り組みも見られる。世の中には様々な困難例や工夫によりうまくいった症例、また希少疾患例が存在するが、個人の経験には限界があるため、貴重な経験を共有することは非常に重要である。本シンポジウムでは、各施設で経験した“分かち合いたい”症例を募集し、皆様と経験を共有できればと考えている。ただし希少疾患診断例などはビデオなしでも可とする。

<ビデオシンポジウム2>(公募)

分かち合いたい内視鏡経験・症例---胆膵

司会
北川  洸 (奈良県立医科大学 消化器内科学)
増田 充弘 (神戸大学大学院医学研究科内科学講座 消化器内科学分野)
高田 良司 (大阪国際がんセンター 肝胆膵内科)

胆膵領域においてはERCP関連手技やEUS関連手技の発展が目覚ましい。新規デバイスや治療手技を駆使し、困難例の処置に成功した際の達成感は何ごとにも変え難い。その一方で、依然として診断・治療に難渋する例や、重大な偶発症例にも遭遇し、内視鏡による適切な対応が求められる事例もある。時には「引き際」を見極め、外科やIVRとの連携が必要となる事もある。本ビデオワークショップでは、各施設で経験した「会心の一例」や、逆にトラブルに遭遇した「痛恨の一例」を提示頂き、動画を供覧しつつ議論を深めたい。成功例においてはデバイスや手技の工夫を詳細に提示頂き、トラブル例においては反省点を参加者で考察し明日の内視鏡診療の向上につなげたい。その他にも、分かち合いたい症例・経験があれば、是非演題応募頂きたい。ケースシリーズ・一例報告を問わないので、胆膵内視鏡診療で経験した「忘れられない内視鏡経験」の応募を期待している。

<一般演題> (公募)

<Fresh Endoscopist Session> (公募、近畿支部奨励賞対象セッション)

研修医 (卒後2年以内) からの教育的な症例報告

<Young Endoscopist Session> (公募、近畿支部奨励賞対象セッション)

専修医 (卒後3-5年目迄) からの萌芽的演題 (臨床研究・基礎研究・症例報告)
演題募集時における倫理審査について

本学会では、倫理指針及び関連資料等について2023年12月1日に改定し、2024年1月1日に施行することと致しました。この改定に伴い、関連資料も更新しております。つきましては、2024年1月以降の演題募集受付 (総会 (第108回) 及び支部例会から対象) から「JGES 演題登録時 Medical ethics 申請」に基づきご登録いただきますようお願い申し上げます。
なお、症例報告等倫理審査不要とされるものについては、JGES 演題登録時 Medical ethics申請のAとして10項目列挙されています。ホームページに<補足1>「倫理審査の不要な研究 (カテゴリーA) の具体例と抄録例」を用意しましたのでご確認ください。それら以外にも、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の定める「研究に該当しないもの」に含まれるものもあると思われます。それらについては、Aの2番目「傷病の成因・病態の理解、傷病の予防・診断・治療方法の改善、有効性・安全性の検証を通じて、人の健康の保持増進または傷病からの回復・生活の質の向上に資する知識を得ることを目的としない報告等」にチェックをお願いします。ホームページの<補足2>に説明をしますが、判断が困難な場合には、倫理審査委員会の意見を聴くことが推奨されますのでご留意ください。倫理申請の要不要については、「JGES 応募演題・論文投稿のカテゴリーを判断するためのフローチャート」、必要な手続きについては「JGES 倫理指針から見た研究の種類と必要な手続き」をご活用ください。 また、よくある質問をホームページ「JGES 倫理指針Q&A」にお纏めしました。これらについての詳細はホームページをご確認ください。

「演題応募における倫理審査」はこちら

「JGES 倫理指針Q&A」はこちら

なお、施設において倫理委員会の設置がない場合については、関連の大学や医師会等の倫理審査制度を利用していただくか、あるいは本学会倫理委員会で有料審査 (自施設のみで実施する観察研究に限る) をご利用ください。詳細は「倫理審査が設置されていない研究機関からの倫理審査の受託」をご確認ください。

倫理審査が設置されていない研究機関からの
倫理審査の受託

以上、ご不明な点は倫理に関する専用アドレスjges-rinri@jges.or.jpまでお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。

倫理に関する内容は2023年9月現在によるもので、今後、国の法令等の変更に伴い改定を行う可能性があります。

日本消化器内視鏡学会近畿支部例会における
若手研究者の表彰に関して
受賞対象者は、演題発表時に医学部卒後2年以内の『研修医』と卒後3年から5年の『専修医』です。合計5名程度を支部例会当日に選考し、評議員会で報告した上で表彰式にて表彰状と奨励金を授与します。さらに、受賞者は翌年春の日本消化器内視鏡学会総会に招待され、旅費、宿泊費、学会参加費、評議員懇親会費が学会本部から支給されます。
若手医師が発表する演題を一般演題と区別する必要がありますので、研修医は『Fresh Endoscopist Session』に、また専修医は『Young Endoscopist Session』に応募してください。 それ以外のセッションに応募された演題は選考対象になりませんので、演題申し込みの際には十分ご注意願います。多数の若手医師の応募を期待しています。
利益相反の開示について

日本消化器内視鏡学会では、平成24年3月1日より本学会における『臨床研究の利益相反に関する指針及び同細則』を施行しております。
近畿支部においてもこの指針及び細則が適用されますので、演題を発表される先生は近畿支部ホームページの (https://plaza.umin.ac.jp/jges-kinki/) の『利益相反 (COI) について』を参照のうえ、運営事務局への申告書の提出ならびに発表の際の開示をお願いします。

利益相反

演題登録に関するお問い合わせ先、COI申告書のご提出先
運営事務局
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