2022年5月17日公開
2022年6月29日更新
HELICS活動概要と指針の解説
医療情報標準化推進協議会(HELICS協議会)は、2001年に設立され、標準化推進活動をしています。その活動は、
医療情報システムで扱う患者情報などを電子的に交換するための方法、コードや保存形式について、標準化団体間での
一貫性のある活動を実現するために、標準化の方針と内容について協議しています。同時に、利用分野ごとに使用すべき
標準規格を推奨し、指針を定め、医療情報標準化レポートを提供します。HELICS協議会が指針として採択した27の標準
規格のなかから、厚生労働省の保健医療情報標準化会議が審査して、厚労省標準規格が定められており、現在26の
標準規格があります。
チュートリアルの第1部ではHELICS協議会活動の概要と、今年の3月に厚生労働省標準規格となったHELICS標準化指針と
なった処方情報HL7FHIR記述仕様、健康診断結果報告書HL7 FHIR記述仕様、診療情報提供書HL7 FHIR記述仕様、
退院時サマリーHL7 FHIR記述仕様の意義や目的を解説します。
また第2部では厚生労働省医政局様より、最近の医療ITや標準化動向を解説していただきます。
第1部 医療情報標準化推進協議会(HELICS協議会)活動の概要とHELICS指針の解説
1) | HELICS協議会活動の概要 | 江本 豊 | (HELICS協議会広報委員会 委員長) |
2) | 診療情報提供書、退院時サマリーHL7 FHIR記述仕様の解説 IBMにおけるFHIR関係のHELICS指針への取り組み |
大江 和彦 木村 雅彦 |
(日本HL7協会) |
3) | 処方情報、健康診断結果報告書HL7 FHIR記述仕様の解説 | 大江 和彦 | (日本医療情報学会) |
第2部 厚生労働省の最近の取り組み
厚生労働省医政局 特定医薬品開発支援・医療情報担当参事官 田中彰子
・チュートリアル参加費は無料です。(ただし参加するには学術大会の大会参加登録が必要です)
・事前申し込みは不要です。直接1Fイベントホール東(第3会場)、もしくはWeb視聴でご参加ください。
・医療情報技師ポイント(1ポイント)がつきます。 (申請中)
* 1Fイベントホール東(第3会場)で参加される方は、医療情報技師認定番号が分かるものをご持参ください。
(会場で医療情報技師ポイント申請書を記入していただきます)
* Web視聴で参加された方には、学術大会終了後にアンケートと医療情報技師ポイント申請フォームの
URLをメールでお送りしますので、医療情報技師認定番号をフォームに登録して下さい。
└→ 【重要】URLはZoomにログインする際に入力されたメールアドレスにお送りします。
誤ったメールアドレスでログインするとポイント申請ができませんのでご注意下さい。
* JAMI技師育成部会への技師ポイント申請は、HELICS事務局がまとめて行います。
・Web視聴の場合、医療情報技師ポイントの付与には60%以上の視聴が条件となります。
詳細はJAMI技師育成部会のページをご確認下さい。