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総合病院精神科 ひとり医長の会 Update 2005/12/07
(1)独自のメーリングリスト、ホームページの設置 (2)ひとり医長の先生方の現状調査(診療体制,呼称,リエゾン活動の状況ほか) (3)他科の先生方や患者さんに対するリーフレットの整備や,リエゾンマニュアルの作成 の三つの運営方針が出されました。これをもとにまず2000年1月1日に「ひとり医長の会」メーリングリストがスタートし、2001年1月23日までに51名の参加者があります。その後第3回有床総合病院精神科フォーラムでの集まり、第13回総合病院精神医学会でのポスターシンポジウム、第2回『ひとり医長委員会』などが開催されました。 ひとり医長の現状 無床総合病院精神科の実態は、半数の施設で常勤精神科医がひとりであり、2割弱の施設には常勤医がいない。常勤精神科医は1日で約30-40名あるいはそれ以上の外来患者を診察し、コンサルテーションリエゾン活動ではせん妄などの器質性精神障害患者や各種合併症患者(悪性腫瘍・骨折・イレウスほか)の治療に関わっている。半数弱の施設では精神科医が主治医となって入院を行っている。しかし精神科救急への対応は難しく、救命センター併設の施設でも依頼時のみしか対応できないのが実状である。また精神症状の重い場合の合併症治療には困難を伴い、転院入院先の確保にも困難を生じている。医療法や精神科救急・合併症事業などに関する意見において、総合病院精神科で積極的に精神医療を進めるためには複数の精神科医の配置と精神病床の設置が必要であるという「総合病院精神科機能強化論」が大勢を占めた。外来では新患の約1/3は院外他施設から(13.0%)と院内他科から(19.7%)の紹介患者であった。自施設に病床がないため入院ができずに精神病棟のある施設を紹介したのは外来患者の4.6%、リエゾンで関わった入院患者の中で転院が必要であった患者は9.6%であった。総合病院無床精神科においては自施設だけでは医療が完結せず、院内他科のみならず、クリニック・一般病院・精神病棟を有する精神科と深い連携を持ちながら精神科診療がなされているという実態が明らかになった。以上のような調査結果により今後、無床総合病院精神科の機能強化と医療機関同士のネットワーク形成が重要な課題であると考えられた。 このような課題に応えるためにも「ひとり医長の会」のネットワークをさらに拡大し、多くの総合病院無床精神科の先生方が参加してくださるよう呼びかけていきたいと思います。
次の項目は日本総合病院精神医学会会員向ホームページでご覧になれます。 『ひとり医長委員会』 委員会風景写真集 『ひとり医長の会』発足の経過 その1 『ひとり医長の会』発足の経過 その2 『ひとり医長の会』発足の経過 その3 佐賀学会ポスターセッション・・・無床総合病院精神科の現状 精神神経学会2000年仙台学会シンポジウム・・・精神科における急性期医療と慢性期医療 精神神経学会2000年仙台学会パネルディスカッション ・・・リエゾン精神医学からみた卒後研修での精神科必修化の意義
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(1988)Japanese Society of General Hospital Psychiatry |
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