- 日本保健医療社会学会のご案内
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第51回日本保健医療社会学会大会に関するお知らせ
次回第51回大会は、2025年5月24日(土)~25日(日)に長崎大学医歯薬学総合教育研究棟にて開催します。
大会長:平野裕子(長崎大学生命医科学域保健学系 教授)
テーマ:Health and Medical Sociology in Motion: 「越境」をさぐる
ホームページ:https://jshms-conference2025.jp/<お知らせ>
第51回日本保健医療社会学会大会では、「大会長講演」「記念講演」「大会シンポジウム」及び「園田賞授賞式」はWeb配信を行う予定です。
詳しくは、大会ホームページから、「一般演題」「RTD」に関するお問い合わせをお願いいたします。
日本学術会議声明への賛同に関する声明
日本保健医療社会学会理事会有志は、日本学術会議第194回総会で決議された以下の声明に賛同し、国会における同法案の慎重な審議を強く求めます。
「次世代につなぐ日本学術会議の継続と発展に向けて ~政府による日本学術会議法案の国会提出にあたって」
2025年5月13日
日本保健医療社会学会理事会有志 -
ご挨拶
このたび、日本保健医療社会学会の会長を拝命いたしました美馬達哉です。2023年より会長を務められた金子雅彦先生からのバトンを引き継ぎ、重責を痛感しております。まずは、コロナ禍からポストコロナ期への移行という大きな転換点にあって、学会の安定的な運営と発展に尽力された金子先生をはじめ、前期理事会の先生方、第50回大会(東京医療保健大学)および第51回大会(長崎大学)の大会長・関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
この間、保健医療をめぐる社会的課題はますます複雑化しつつあります。2025年にも歴史的な熱波がすでに到来し、地政学的緊張も各地で激化しつつあります。ヘルスやウェルビーイングを広い視野で考えれば、保健医療社会学の果たすべき役割も、これまで以上に大きくなっていると感じております。生成AIをはじめとする新しいテクノロジーは、私たちの研究や教育のあり方を根本から問い直す契機ともなっており、論文発表や査読というシステム自体が揺らぐ時代に入っているといえるでしょう。
本学会は1974年の保健医療社会学研究会の発足以来、2024年には50周年を迎えました。この節目にあたり、学会の歩みを振り返るとともに、次の世代につながる知の基盤をどのように築いていくかが、今期の大きな課題になると考えています。第51回大会が示しましたように、国境を越える人びとの移動の増大はその一つです。これまで以上に多様な分野と対話し、社会との接点を豊かにしながら、学会としての公共的使命を果たしていきたいと願っています。
今後も年1回の学術大会、年3回の学会誌、定例研究会を軸としつつ、若手研究者の育成や、会員相互の連携、国際的な発信のあり方などについても、理事会と協力しながら検討を進めてまいります。保健医療社会学というフィールドの幅広さと奥行きを生かし、会員の皆様とともに、より開かれた、そして魅力ある学会のかたちを模索していければと考えております。
引き続き、皆様の温かいご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2025年7月
日本保健医療社会学会会長 美馬達哉 -
学会概要
学会長 美馬 達哉 学会員 学会員711名(2025年3月31日現在)
(会員のバックグラウンド:社会学、看護学、健康科学、医学、経済学、社会福祉学、心理学、文化人類学、倫理学など)年会費 8,000円(郵便振替口座 00140-6-40477 日本保健医療社会学会) 学会誌 保健医療社会学論集(年3回発行:大会特別号を含む) 大会・総会 年1回 (5月の土日に開催) 関連団体 日本学術会議協力学術研究団体、社会学系コンソーシアム参加学協会