続行政崩壊

中央官庁の事情・国家公務員の気持ちを非常によく表している記事がある.全国民必読.覆面座談会だが,すべて本音であり,ヤラセではない.えっ,3人のうち,一人はお前だろって?そんなわけないじゃないですか.私は覆面しないで言ってますから.下記は抜粋

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だいたい、上っ面で批判するヤツらって、国家予算の概要だって知らないんだろ。ちゃんと財務省のサイト(予算書・決算書の情報)で公開されてるのにさ。たとえば、予算書の中から主要経費を見れば一目瞭然なんだけど、だいたい80兆円の予算のうち、人件費って3兆円くらい。80兆のうち、30兆円が借金でしょ。役人全員クビにしたって、借金の10分の1にしかならないんだよ。

国家公務員が約95万人で、そのうちの27万人ほどが防衛庁、つまり自衛隊(自衛官数は約25万人)、郵政公社の職員が約26万人もいるってことさえ、知らない人が多いんじゃない?

仕事ができる優秀な人は、いつも難しい仕事を回されちゃう。組織を機能させるために、優秀な人の上司や部下にはたいていダメやヤツが組み合わされるし。下手に優秀だから、どこの部署に行っても苦労する、みたいな人はいるよなぁ。

「この仕事は非効率だからこうしたほうがいい」なんて声高に叫ぶと、「じゃあお前やれ」ってなっちゃうしね。「あの課はダメだ」なんて言ってると、次の人事異動で「あの課」に回されたりさ。役所では、たしかに仕事のできないヤツが得してるね。

そもそも、マスコミは役所を叩きやすいんだよね。スポンサーじゃないし。叩いても誰も困らないから。

記者クラブ制度って変だよね。顔なじみの記者に耳打ちしたことが、そのまま記事になったりして。ジャーナリズムってそれでいいの?って感じ。

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