◆はじめに(必ずお読み下さい)◆



MacintoshのラップトップコンピュータであるPowerBookシリーズが世に出たのは1991年.初代PowerBook 3機種の中でPowerBook 100は「PowerBookの原点」と呼ばれていますが,このPortableは「PowerBookの御先祖様」でもいうべき存在です.1989年当時,HD 40MBモデル(バックライト無)で1,168,000円もしました.しかも「ポータブル」とは言っても,その図体の大きい事(バッテリ,ハードディスクを内蔵すると7kg以上!).日本では数百台しか売れなかったそうです.しかし,性能や拡張性には(勿論販売当時の話ですが)全く妥協がありません.CPUも今となってはあまりに非力過ぎますし,最新のOSなんか絶対動きませんし,はっきり言って骨董品的な価値しか無いかも知れません.しかし,キータッチは現行PowerBookとは比べものにならない程良いですし,液晶画面も極めて視認性に優れます.

このページでは,Macintosh Portableについての情報を出来るだけ集めて,Portableを使い続けようとする人達のための数少ない貴重な情報源にしたいと思っています.

さて,ここのコンテンツを利用される方にいくつか御注意申し上げます.
これらの事を良く御了解下さいますようお願い致します.

Portableは極めて入手困難である
Portableが発売されたのは1989〜1991年です.流通台数が少なかった事もあり,状態の良い物を手に入れるのは困難を極めます.つまり,替えは無いと思って下さい.

修理・改造には危険がいっぱい
Old Macを扱うときのお約束ですが,このページに書かれている内容を御自身の愛機で試される場合は必ずyour own risk(自己の責任)でお願いします.大切なPortableを壊すのみならず,大けがをする事もありえます.私(伊藤)が責任を取る事は出来ません.

Portableはいつか必ず壊れる
もし皆様が幸運にも完動品のPortableを手に入れたとしても安心しないで下さい.冗談抜きに明日には動かなくなっているかも知れません.私も何度も泣かされました.製造から15年が経過しており,どの個体も例外なくいつ壊れてもおかしくない状態です.その点はしっかり肝に銘じておいて下さい.

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