◆何故今「Portable」なのか?◆





何故,「G5時代」にわざわざPortableにこだわるのでしょうか?

確かに,PortableのCPUは,「化石」とでも言うべきモトローラ社製「68000/16MHz」ですし,OS XはおろかOS 8ですらも絶対に載せる事も出来ません.今となっては走らせる事の出来るアプリケーションも限られています.

しかし,もし実際にこの「古い」Macに触れてみれば,恐らくおぼろげにでも私の気持ちが分かって下さるのでは,と期待します.
発売された1989年当時,このPortableは全くの妥協を許さない性能とコンセプトを詰め込んだMacだったのです.
売上的に見ればPortableは完全な失敗作でしたが,今でもこのMacにはその当時の気概が満ちているように思われます.単なる「懐古趣味」だけで片付ける事の出来ない「何か」を感じるのです.

現在のレベルから見た性能上の制約のため,私のPortableは漢字Talk 7.1にYooEditと云う組み合わせで専ら文字打ち用として使用していますが,見やすい液晶画面と素晴らしいキーボードのため文字入力用としてはPowerBookシリーズよりも気に入っています.

*上の写真は,Portable(backlitタイプ)とかつてのメイン機Duo 2300cです.

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