◆2.5インチSCSIハードディスクの内蔵方法(2)◆



【2】配線方法

要は,34ピンと50ピンのコネクタをフラットケーブルで繋ぐ事が作業の殆どです.
ハードディスクの50ピンコネクタに於いて,ディスクIDを規定する右側(メスコネクタでは左側になりますね)の8ピン(及びブランクの2ピン)は34ピンコネクタに対応する部分はありません.(何も繋がない事によりディスクのIDは0になります.)ディスク左側(メスコネクタ右側)の40ピンだけに注目して下さい.

繋ぐピンは以下の通りです.

(順に)50ピン−34ピン(SCSI Bus Name)

1−24(+5V)
2−23(+5V)
5−28(GND)
7−27(GND)
9−16(GND)
27−11(GND)
31−6(GND)
35−2(GND)

6−14(/DB0)
8−15(/DB1)
10−17(/DB2)
12−18(/DB3)
14−19(/DB4)
16−20(/DB5)
18−21(/DB6)
20−22(/DB7)
22−13(/DBP)
25−8(/ATN)
26−9(/BSY)
28−7(/ACK)
29−10(/RST)
30−3(/MSG)
32−12(/SEL)
33−5(/I/O)
34−4(/C/D)
36−1(/REQ)

37-29(MOTOR RET)
38-30(MOTOR RET)
39-33(+5V MOTOR)
40-34(+5V MOTOR)

<注釈>
50ピンコネクタに於いて,
1,2:+5V
3,4:LOGIC RET
5,7,9,11,13,15,19,21,23:GND
又,34ピンコネクタに於いて,
2,6,11,16,27,28:GND
23,24:+5V
となっています.
ハードディスクに於いての50ピンの1-2の端子間抵抗は0オーム,3-4-5-7-9-11-13-15-19-21-23の端子間抵抗も0オームでした.(「LOGIC RET」は「GND」と繋がっているようです.)同様に,ロジックボードに於ける34ピンの23-24及び2-6-11-16-27-28の端子間抵抗も0オームでした.故に,上記の「+5V」と「GND」同志の配線は,これにこだわる必要はありません.
なお,全ての2.5インチハードディスクに於いて本当に「LOGIC RET=GND」なのか完全には検証しきれていませんので,必ず御自身でテスターを当てて確認して下さい.



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