感染防御器具と酸素パック
人工呼吸を行う時、感染防御器具を用いて行うのがより安全です。人工呼吸は酸素を体の中に取り込む上で必要不可欠ではありますが、ない場合は、人工呼吸を省略しても構いません。
でも、胸骨圧迫だけは継続してください。
フェイスシールド

価格的には500円前後で購入可能です。顔の上にフェイスシールドを置き、その上から鼻をつまみ、息を吹き込みます。吹き込むのに少し抵抗があります

フェイスシールで吹き込んでいるところ。
ポケットマスク

黄色く見える部分には一方向弁が組み込まれていますので、口中に吐物等が入り込む恐れはほとんどないです。鼻と口の両方から吹き込めますので、口口人工呼吸よりは入りやすいと思います。フェイスシールドより安全だと思います。
問題は、少しかさばることです。車の中等に一つ置いていてもらいたいです。

ポケットマスクの保持の方法です。写真は左手でマスクの上部押さえ、顔面を密着させています。そして、右手親指でマスク下部を押さえ、他の4本の指で下顎部を持ち上げ、密着させています。これで頭部後屈あご先挙上の格好になります。


頭部側から両手でマスクを顔面に保持する方法(上2枚写真)です。親指でポケットマスクの両側を押さえ、残り4指をあごのえら(下顎角)の部分の後ろに置き、下顎を引き上げ、密着させます。
バッグマスク
酸素パック

ミドリ安全から、発売されています。

呼吸は普段通りあるが重篤な人に使用できます。
参考;ポケットマスクの中には、酸素と接続できるものもあります。それがあれば、酸素パックのマスクの部分をはさみで切り、チューブとポケットマスクの酸素パックを接続しますと、酸素投与下でのポケットマスクを用いた吹込みが行えます。
人工呼吸のための器具ばかり書きましたが、血液に触れる可能性もあることを考えますと、ゴム手袋も持参し、いざという時には装着して必要な手当てを行うのがより安全です。