会議録
| 日時 | 平成10年8月27日(木)10:00−12:30 |
| 場所 | 東京大学山上会館 203号会議室 |
| 出席者 | 開原(大蔵病院)、前田(京都府立医大)、澤井(岩手医大)、山口(国立がん)、高木(東京理科大)、山本(大阪医大)、松本・野上(厚生省)、長瀬(東京大)、山上(信州大) (順不同、敬称略) |
| 配布資料 | 資料1 平成10年度厚生科学研究費補助金交付申請書(事務局)
資料2 厚生省科学研究費補助金事務処理要領(事務局) 資料3 第三回遠隔医療シンポジウム開催概要(事務局) 資料4 研究計画−遠隔放射線診療班(前田) 資料5 研究計画−病理画像連携小班(澤井) 資料6 研究計画−診療支援システム(山口) 資料7 研究計画−映像とコンピュータ技術(高木) 資料8 研究計画−セキュリティシステム(山本) |
(1)遠隔放射線診断の評価(前田)
今年度の活動内容として(1)遠隔放射線診療の医療・経済効果に関するアンケート調査(2)京都府立医大−地域保健所のネットワーク化(3)画像保存に関する検討(4)保検診療化の要求、とする。
厚生科学研究(医用画像総合管理・診断システムPACS班)とも連携を図ってゆく。
(2)遠隔病理診断の評価(澤井)
今年度は保険診療化一点に目標を絞っていく。解決すべき問題は(1)料金(2)誤診(3)ハード面での互換性(4)セキュリティ(5)医師のオーバワーク対策(6)その他(学会での慎重論、等)である。
迅速診断に的を絞り研究を深めると同時に、テレコンサルテーションが必要とされる領域(テレサイトロジー等)について研究対象に加えてゆく。
(3)遠隔教育の応用と評価(山口)
今年度の課題として、(1)多地点テレビカンファレンスの為の安価なシステムへの提案(2)インターネット上でのVOD活用(3)シンガポール、韓国等とのインターネットベースの国際的カンファレンス(APII)や、フランスがんセンターと衛星を用いたテレビ会議を計画(4)班員が行っている事例報告、とする。
大学病院で行われているMINCSやG7プロジェクト等の情報収集を行ってゆく。
(4)映像とコンピュータ技術の統合研究(高木)
昨年度は厚生省補助事業で行われている在宅医療のモデル地域二ヶ所(三豊、別海)を視察調査した。
本年度は(1)実験データの収集(TV電話+ISDNとを組み合わせた在宅医療を想定し、静止画レベルでの色再現性を研究)(2)色補正アルゴリズムの開発(3)カラーチャートの検討(4)色補正システムの実装と検証、を課題とする。
(5)セキュリティシステムの実装研究(山本)
昨年度は組織間での安全な通信について研究し、ICATの協力で実証実験に至り一応の成功を見た。昨年の研究成果はIETFに組織証明書連携として提出した。
今年度の課題は(1)実証実験の継続と規模拡大(2)組織内でのセキュリティ確保(特に、利用者管理)(3)医療情報の安全に関する情報キーステーションをUMINと協力しインターネット上に作成する。
(6)新たな研究対象領域
ラジオロジーやパソロジー以外の分野で、皮膚科、眼科、内視鏡、等の領域で遠隔医療が見られる様になっており、これらの情報収集と連携、政策提言の作成が必要である。
更に、国際的プロジェクトとの情報連携、院内学級や隔離された空間での利用など、本研究班で幅を広げて行なってゆく。必要に応じ新たな研究協力者を加えるとする。
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